出典: ormm.biz
出典: ormm.biz
冬の宴会で、「お酒を飲んでアルコール消毒だ!」
なんて言葉を耳にしたことはありませんか?
実際のところ
お酒に殺菌・消毒作用があるのかを解説します。
風邪が流行っている季節の宴会などで
よく耳にする
冗談のようなホントのような話。
たしかに、お酒はアルコールです。
手に吹きかけるアルコール消毒スプレーも
あるくらいですしあながちウソとも
言い切れない感じがしますよね。
飲むお酒にも殺菌・消毒作用
はあるのでしょうか?
こたえは、ウソです。
アルコールは、体の表面の傷口などには
一定の効果が考えられますが
体内に取り込まれてしまうと
アルコール分解がされてしまうため
その効果は得られません。
つまり、お酒を飲んだとしても
殺菌・消毒効果は期待できないのです。
さらに、お酒を飲むとその利尿作用により
軽い脱水症状が引き起こされます。
脱水は体を保護する粘膜や
免疫の運動を妨げるため
お酒を飲むとむしろ風邪のウイルスに
冒されやすい状況を作ってしまうのです。
風邪の予防ならお酒を飲むのではなく
手洗いやうがいなどの基本的なことを心がけましょう。
酒席でAさんは、風邪をひいているのに
無理して飲み会に参加されているようでした。
「身体をアルコール消毒するついでに風邪薬を飲んじゃおう!」
彼はそう言って
市販の風邪薬を一錠
ビールでゴクリと流し込んだのです。
その後も、ハイボール、ワインと多くの
お酒を飲んでいました。
これは、確実に止めるべき行動です。
アルコールには
中枢神経の抑制作用があり
酩酊状態になり
ぼーっとしてろれつが回らなくなりますが
風邪薬で中枢作用の抑制作用が
増強される場合があります。
また普段からアルコールを
たくさん飲んでいると
薬が正しく作用しないだけでなく
副作用が強くなる場合もあります。
また、多くの薬は肝臓で分解されますが
アルコールも肝臓で分解されます。
風邪薬とアルコールのダブルパンチが
疲れた肝臓に過度の負担をかけます。
さらに、アルコールの影響で身体がほてり
暖かくしなければならない状況で薄着になって
体温を奪うような状況を作りかねませんし
アルコールの利尿作用で
脱水傾向も強まるなどの悪影響があります。
出典: yakitoridon.net
・ねぎまの焼き鳥
ねぎには「アリシン」と呼ばれる
殺菌作用のある成分が含まれており
口の中のウイルスの繁殖を
抑える働きがあります。
また、鶏肉は高タンパク低カロリー
なことからダイエットにも○!
生姜に含まれる
「ショウガオール」は体を温める効果があるので
免疫力アップが期待できます。
ブロッコリーは非常に
栄養バランスが優れた食べ物で
ビタミンも豊富なため
体の抵抗力を上げる効果が期待できます。
コメント