「認知症」というと、人間のお年寄り特有の症状と思われがちですが、近時は若年性の認知症も広く知られるようになってきました。
また、認知症になるのは人間だけに限ったことではなく、犬や猫にも発症するものだということも知られつつあります。
今回ご紹介するのは、まさしくその認知症に罹ってしまった雌の老犬と、彼女に寄り添う雄猫の心温まるエピソードです。
犬と猫という、種族の異なるもの同士が互いを思いやるようにして支える光景には、ある種の美しさが感じられるものです。
「認知症」というと、人間のお年寄り特有の症状と思われがちですが、近時は若年性の認知症も広く知られるようになってきました。
また、認知症になるのは人間だけに限ったことではなく、犬や猫にも発症するものだということも知られつつあります。
今回ご紹介するのは、まさしくその認知症に罹ってしまった雌の老犬と、彼女に寄り添う雄猫の心温まるエピソードです。
犬と猫という、種族の異なるもの同士が互いを思いやるようにして支える光景には、ある種の美しさが感じられるものです。
雌犬の「しの」(18歳)と、雄猫の「くぅ」(7歳)。
彼女らは元々飼い主に捨てられ、辺りをさまよっていたところを、ひだまり日和さん(@hinatabocco.3)に拾われたという経緯を持ちます。
くぅはしのに惹かれたようで、何度となく構いかけた結果、親密な間柄となったのです。
ところが、今から3年ほど前のこと。
しのは認知症となってしまったのです。
ある夏の日のグルグル介助
しののアゴの下にグイッと入って
自分の背中で、しのを休ませるのが
くぅの得意技のひとつ。
#老犬 #老犬介護 #柴犬 #犬と猫 #仲良し犬猫 #猫 #猫好き https://t.co/P7pcyHyHvE
犬の認知症の症状として、突如として同じ場所をぐるぐると回り続けるようになる、というものがあります。
しのはちょうどそのような状態となっていることがわかります。
グルグル中のしのを背中休ませ中。
でも しの歩きたいって。
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しかし、くぅは頭や背中をしのの下へと差し入れ、しのの意図しない徘徊の負担を和らげようとしているのです。
しのとくぅの仲の良さは、寝る時にも表れています。
お休みのキスをしてみたり、
ゆっくり寝られるように
おまじない https://t.co/vkVnYgqglF
ぴたりとくっついて眠ったり。
ただ一緒にいるだけではなく、時にはエサをひょいと前脚で掬って持っていったりも……。
のけぞったり
口がなかなか開かなかったりするけど
しのさん、頑張って食べてます。
そして、いつもの くぅです
お世話するだけではなく、こういうやり取りからも仲の良さがよりいっそう強く見て取れますね。
見ていると幸せになる犬と猫のお話でした。
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