ある日の昼下がり、久しぶりの休日に、パパは、今日こそはと我が子の手の爪をカットする決心をしました。
ところが、つめを切ろうとすると、その赤ちゃんは、その度に痛そうな振りをして、パパを驚かせるのです。
赤ちゃんはどうして痛そうな顔をするのでしょうか。
ある日の昼下がり、久しぶりの休日に、パパは、今日こそはと我が子の手の爪をカットする決心をしました。
ところが、つめを切ろうとすると、その赤ちゃんは、その度に痛そうな振りをして、パパを驚かせるのです。
赤ちゃんはどうして痛そうな顔をするのでしょうか。
何度も何度も赤ちゃんの爪を切ろうと試みるパパ。
そのハサミの先をじっと見つめる赤ちゃん。
そして爪にハサミが触れようとしたとき、赤ちゃんは”ふんぎゃー!"と突然大きな声をあげるのです。
その声にびっくりしたパパは、思わずその手を止めて、赤ちゃんの顔を見るのですが。
その赤ちゃんの顔はと言えば、大きな口を開けてパパを見つめ、笑っているのでした。
笑っている赤ちゃんの顔を見て、安心したパパは、再び爪を切ろうとするのですが、ハサミが爪に近づいたとたん”ふんぎゃー!”でも、また赤ちゃんは笑っています。
そしてパパは、とうとう大笑い!!
赤ちゃんの”ふんぎゃー!”の声と、その笑顔にパパは笑うしかなくなってしまっています。
その光景を横で見ていたママも、二人につられて大笑いです。
そして、とうとうその日の爪切りはゲーム・セットになってしまったようでした。
三人の笑い声が、その後しばらくの間続いたことが想像できますね。
まだ何もわからない赤ちゃんの爪切り。
ハサミが爪に触れただけで大声を出し、パパをびっくりさせる赤ちゃんの笑顔は、ママをも大笑いの渦に巻き込みました。
その赤ちゃんの、大人にも知られざる小さな願いは、家族三人の笑顔作りだったのかも知れませんね。
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