以下スピーチ全文
皆さんこんばんは。高いところから失礼いたします。
周りがとっても騒がしく、ご迷惑をおかけいたしております。この場を借りてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
実は貴乃岩がこういうふうになりまして。まだ基本的に警察の方の捜査が進展しております。
なので、私はマスコミさんにも接触も一切お答えせずに(いました)。最初に貴乃岩が普通に稽古場で傷ついた、少しキツめに稽古をしたというような、俗に言われる“しごき”ではなくて、夜の街でけがを負って帰ってきたということで、「いろんなたくさんの憶測を生んでいる」と言っている報道関係者の皆さま方が憶測を作っております。
私は巡業部長として、相撲協会の理事であります。
そして、巡業部長というのは、各部屋から250名の相撲協会員を預かる総責任者でもあります。今回の件に関しましては「たまたま貴乃岩がその傷を負ってしまった」と簡単に言えないことですが、そう皆様にご理解いただいたとしましたら、他の部屋の力士、巡業参加の力士がその傷を負ったとしても、私は同じく、正面を切って警察の方にご相談に行きます。これが信念でございます。
そして公益法人たる姿を…巡業部長の責任、理事の責任以前に、力士たち、協会員が傷を負って帰ってきたのであれば、それをすぐさま捜査(の依頼をします)。
どのような状況で行われたか、誰が被害者で誰が加害者か。正当に裁きをしていただかなきゃいけないというのが、巡業部長の責任であります。仮に私の弟子が他の力士、もしくは他の一般の方へ危害を加えたのであれば、もっと公にして捜査をお願いしている次第です。
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