【Twitterで話題！】コンビニ前のゴミ箱の『貼り紙』に想う現代人の心の乱れとは？？

家から身近な距離にあり、しかも年中無休で24時間営業。

コンビニは今や日常生活に欠かせない存在となっており、例え真夜中であっても必要な物はすぐに購入出来ますが、そのコンビニは実に多くの問題を抱えています。

「お客様は神様だぞ」と言わんばかりに、横暴な振る舞いで店員を困らせるクレーマーの存在はネット上でも問題になっていますが、最近もっとコンビニを悩ませているのが『ゴミ』でしょう。

特に年末年始はその最たる状況になります。

日頃コンビニに足を運ぶ方ならおわかりでしょうが、少し前までコンビニの前には必ずと言っていいほど、ゴミ箱が置かれていましたね。

しかし現在では店舗前にゴミ箱を置かないコンビニも多くあります。

こういったコンビニでは、ゴミ箱は店内に設置しています。

なぜゴミ箱を店前でなく店内に設置しなければならないのか…

それにはこんな理由があるのです。

これは首都圏にあるコンビニの前に置かれたゴミ箱の『貼り紙』です。

店舗前のゴミ箱に、利用出来ない旨が記された貼り紙。

投入口を塞ぐように貼られたその注意書きからは、店員の憤りと苦労がひしひしと伝わって来るようです。

各市町村によって違いはありますが、多くの地域では年末年始はゴミの収集が行われていません。

しかも2017年は大晦日が日曜日に重なってしまった事もあり、12月31日～1月３日までゴミの収集が行われないという状況でした。

こんな時に、「コンビニのゴミ箱に捨ててしまえ」などと家庭ゴミを捨てて行く人がいるのでしょう。

しかも一人が捨てれば他人も真似して捨てるという最悪のパターン、下記の写真のようにもうひどい有様です。

そのせいもあってこのコンビニでは年末年始の間、店前のゴミ箱を利用出来ない状態にしたのです。

みなさん心得ておられるでしょうが、コンビニのゴミ箱に捨てていいのは、そのコンビニで購入した商品のパッケージや容器、空き缶、ペットボトルのみ。

店舗によっては融通を利かせ、他店で購入した同様の物を捨てる事を黙認する場合もあるようですが、それさえも限度ある苦肉の策です。

当然の事ですが、家庭ゴミなど捨てて行かれてはコンビニもたまったものではありません。

そして、こういったマナーを守らない一部の人のために、店前のゴミ箱が撤去され、店内のゴミ箱しか使用出来なくなります。

やがては店内のゴミ箱さえ利用禁止になりかねないでしょう。

コンビニに限らず便利なサービスを受けるためには、まず利用者が最低限のマナーを守る事が絶対条件です。

当たり前の事を当たり前のように出来ない人々が横行する世の中に、強い憤りを覚えずにはいられません。