ジブリの大人気作品の一つである「千と千尋の神隠し」ですが、他の作品同様に様々な都市伝説があったので、ご紹介させていただきます。
中にはみなさんも知っているものもあるでしょうが、作品を振り返りながら楽しんでください♪
私的には特にハクのその後が衝撃的でした・・・。
ジブリの大人気作品の一つである「千と千尋の神隠し」ですが、他の作品同様に様々な都市伝説があったので、ご紹介させていただきます。
中にはみなさんも知っているものもあるでしょうが、作品を振り返りながら楽しんでください♪
私的には特にハクのその後が衝撃的でした・・・。
出典: know01.com
主人公の千尋は「湯女(ゆな)」として働くことになりますが、「湯女」とは江戸時代に実際に存在したいわゆるソープ嬢のことです。
宮崎駿さんは、この映画のインタビューの際に、
「今の世界として描くには何が1番ふさわしいかと言えば、それは風俗産業だと思うんですよ。日本はすべて風俗産業みたいな社会になってるじゃないですか」
と答えました。
確かに、油屋の絵には、「回春」という文字がありましたね。
また、湯屋で働く際の名前を本名ではなく、「千」としたのは源氏名だったんですね。
最初のシーンで既に千尋たちは事故にあって瀕死になっていたと言う都市伝説があります。
確かに千尋の父親が突然スピードを上げてふしぎの町の入り口(トンネル)に向かっていくシーンがありますが、この時に実は事故に遭っているとの都市伝説があります。
確かに事故に遭っていておかしくない猛スピードですね!!
さらに千尋が向こうの世界(ふしぎの町)に着いたとき、体が透けてなくなりそうになっています。
ハクのおかげで完全に透ける事はありませんでしたが、これはこの時、完全に透けていたら死んでいたんだそうです。
出典: stat.ameba.jp
宮崎駿監督は、以前に『紅の豚』のポルコ•ロッソのモデルになった、佐伯氏の家族とプロデューサー家族、宮崎駿監督ファミリーの合計3家族でキャンプに行ったことがありそうです。
そこで、佐伯さんの娘,ちさとちゃんの赤い靴が川に流されてしまい、それをみんなで拾おうとしてみんなずぶ濡れになり、そして大声で笑いあったそうです。
このエピソードって、川だった頃のハクと、幼い千尋の出会いと似てますね…
宮崎駿監督は、その出来事に響き元気が出たんだそうです。
そしてちさとちゃんに対する感謝の気持ちから、当初は映画タイトルを『千とちさとの神隠し』としていました。
しかし、風俗をテーマとしたものに仕上がったので名前を変更したそうです。
出典: rr.img.naver.jp
劇中で千尋の両親が豚になりますが、なぜ豚なのか?
それは、先ほどの千尋のモデルになった「ちさとちゃん」の父親が紅の豚のモデルになった人だからだそうです。
なぜ食べ物を無断に食べてしまったという理由で豚に変えられてしまったのかというと、”生きる力”が弱かったからです。
それ故に、神様とも魔物とも知れない住人たちの罠に陥ってしまいます。
一方千尋は、たった10歳の若さで油屋という世間に放り出されても「浸食され、喰らい尽くされる」ことなく、「生きる力を獲得する」事が出来ます。
しかし、それと対照的に”生きる力のない”者の「喰らい尽くされる」側を表したんだそうです。
この質問をした人へのジブリからの返信にはこのように書かれています。
千と千尋の神隠し見てて思い出したけど、すごーい昔お父さんの食べてる物と両親が豚になった事が疑問で疑問だったからジブリに手紙送ったら、忘れた頃に返信きた笑
今もこの手紙は額縁に飾って保管してる笑 https://t.co/aFbyaMIOsz
ハクを助ける為に銭婆のもとへと向かう電車には黒くて半透明の上客がいますが、なぜ黒くて半透明なのでしょうか。
黒いのは生きる希望も未来もないから…つまり、自殺を考えてる人なんです。
途中にある駅は自殺を思いとどまった人が降りる為の駅だそうです。
だから電車には行きしかなく、帰りの電車がないのです。
この電車のモデルとなったのは、相模鉄道と小田急電鉄といった都市伝説もありますが、定かではありません。
出典: studiototoro.com
ハクを助ける為に銭婆の家に向かう途中に乗った電車の沼原駅のホームで女の子が一人で誰かを待っているのが映ります。
体は半透明で顔もよく分からないが、シルエットが『火垂るの墓』の節子に似ていると言われています。
節子は兄の清太より先に亡くなっており、戦後まもなくして兄は"駅舎"で餓死してしまいます。
海原電鉄はあの世の電車であり、先に着いた節子は沼原駅のホームで兄が迎えに来るのを待ち続けているんだそう。
また、これは『となりのトトロ』のメイではないかとの都市伝説もあります。
『となりのトトロ』の終盤でメイが迷子になり、その後見つかりますがその後のシーンから影が描かれてなく、死んでしまっていたのではとの噂があります。
その先に死んでしまったメイがサツキたちを待っているのではないかとの見解もあるようです。
そう言われると節子にしてはスラッとしてるような気もしますね・・
もちろん、ただの女の子である可能性もありますけどね!!
『千と千尋の神隠し』ではこのように他のジブリ作品とリンクしている箇所も多くあります!
油屋の庭のシーンでは、色とりどりの花が咲いていますがこの花を良く見てみると
「アジサイ」「ツツジ」「ウメ」「ツバキ」と、どれも同時に咲くことはない花で春夏秋冬がごっちゃまぜになっています。
あの不思議な世界には四季というものがなく、美しい花がいつでも楽しめるようになっているようです。
「隠れ○○」が存在するのは、ディズニーだけではありません!!
スタジオジブリの作品にも、密かに隠された秘密があります。
千と千尋の神隠しには作品の垣根を越えて色んなキャラが隠れています♪
出典: blog.zige.jp
坊の部屋のクッションには「魔女の宅急便」のジジが描かれています!!
このエレベーターのシーンのカットがトトロのシーンとよく似ています。
比べた画像がこちらです!
出典: matome.naver.jp
出典: matome.naver.jp
出典: matome.naver.jp
そっくりだと思いませんか、ファンには嬉しい演出ですね♪
全然隠れてはいないのですが・・
実は、『となりのトトロ』の”まっくろくろすけ”と”ススワタリ”は同じものです。
まっくろくろすけの事を、サツキとメイの家の隣のおばあちゃんが
『こりゃあススワタリじゃ』
と言っていましたね。
ただ少し違うのは、となりのトトロに出てくる「まっくろくろすけ」は釜戸やお風呂を炊くときのススから生まれているのに対し、釜爺の所では煤のススから生まれていて、しかも魔法をかけられて働かされている点です。
元々は同じ存在だったんですね!!確かに似ていますねw
出典: rr.img.naver.jp
油屋のある不思議な世界では、『全てのことはルールに従わなければならない』
という世界観になっています。
では、なぜ千尋は湯婆婆に解放されたのでしょうか?
これには理由があります。
千尋が契約書に名前をかくシーンで「荻野」の"火"のところが"犬"と間違って書いたことにより、契約が不成立だったから帰る事が出来たのです。
千尋は序盤にハクから「湯婆婆に本当の名前を教えてはいけない」と言われていました。
その言いつけを守ったからからこそ帰る事が出来たんです。
出典: smahonews.com
ハクに振り向かないよう言われましたが、千尋は振り向こうとしました。
しかし、振り向こうとした瞬間、銭婆からもらった髪留めが光り、そのおかげで踏みとどまる事ができました。
これは、『振り向いてしまうと、トンネル付近にあるダルマになってしまう』からだと言われています。
出典: movies-topic.com
最初赤かったトンネルでしたが、帰るときには色が違います。
不思議な世界から帰る時に千尋、あるいはトンネルにかかっていた魔法が解け、本来の姿=石造のトンネルが現れたんだと考えられます。
つまり、赤いトンネルは魔法がかかった状態のようです。
出典: rr.img.naver.jp
作中で、ハクが湯婆婆に直談判で千尋を両親の元へ返すようにお願いするシーンがあります。
そして、それに対して湯婆婆は
「それでおまえはどうなるんだい? その後あたしに八つ裂きにされてもいいんかい?」
と返しますが、ハクはその後どうなってしまうのでしょうか?
公開当時、ジブリのHPでハクの最期についての説明がこのようにありました。
『「すべてのことはルールに従わなければならない」という世界観により湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れている。』
ハクファンの方はショックですよね…。
千尋と最後に別れるシーンで、手を繋いでいた千尋の手が離れ、ハクの手だけが名残惜しく画面に残っています。
このシーンは2人の永遠の別れを表現しているとの記述もありました。
ハクが八つ裂きにされるのは、千尋が元の世界にもどって、振り返るところだそうです。
千尋の髪ゴムがキラって光っているのはハクの涙が光る描写も表してるようです。
では、ハクは死を受け入れてるのにも関わらず、千尋と再び会う約束をしているのはなぜなのでしょうか?
ハクは誠実な人間なので軽々しく守れない約束をするような人には見えませんね…。
『これはハクが死んだ後に、魂のみになって人間界に行く』との意味だそうです。
バッドエンドだったんですね・・・
色々とご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
最後のハクが切なすぎますね。
ただの都市伝説だったら
「まぁ、噂だし・・・」
となりますが、HPで公式に発表されると認めざるを得ないので残念な気持ちになってしまいますね。
しかし、千と千尋の神隠しには幻のエンディングといわれるものがあり、その中で千尋とハクは再会しているようです。
こちらにまとめていますので、よかったらご覧下さい!
説明が省かれ過ぎだから?
例えば、埋め立てられたとはいえ仮にも川の神であるハクが、湯ばあばの客ではなく、なぜ弟子入り?契約させられ奴隷に成り下がり、名前まで取られ手下として動く、その設定が理解に苦しむ。神だよね?
実際埋め立てられた川や池など各地に沢山あるけど、ハクみたいな神の存在は千と千尋に出てこないし。大根ですら神としておもてなしを受けているのに。
またカオナシは神でもなく従業員でもなく、この世のものでもなく、なぜ湯ばあばの店のを行ったり来たり出来たのか、何者なのか。
なぜ千尋は竜をハクだと確信を持てたのか・・などなど