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スレンダーマンとは一体・・・?事件にもなった都市伝説の結末、被害者ペイトンさんのその後は?

2018/01/07 UPDATE
 
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スレンダーマンとは

スレンダーマン(The Slender Man:Slender Man、Slenderman とも)は、2009年にサムシング・オーフル・フォーラムにおいて利用者エリック・クヌーゼン(Eric Knudsen:別名・ビクター・サージ (Victor Surge))が創り出したインターネットミームから生まれた架空(フィクション)のキャラクター。細身で異常に背が高く、黒い背広を着た、無表情ないしのっぺらぼうの男として描写される[1][2]。スレンダーマンにまつわる話は、誰かをストーカーとして追ったり、拉致したり、トラウマ(心的外傷)を与えたりするといったもので、特に子どもがその対象とされる[3]。スレンダーマンはひとつの物語だけに登場するのではなく、様々な断片化されたフィクションに姿を現しており、その多くはオンラインで形成されているものである[1]。

元々は海外のとあるスレッドから発祥した架空のキャラクターですね!

そこには真っ黒い背広を着た長身で痩身の怪しげな人物が、

複数の子供たちと一緒に写っている白黒の写真も投稿されました。

最初の投稿時には写真だけでしたが、その後ビクター・サージさんは、

子どもたちが誘拐される様子を見ていた目撃者の証言のような文章を

フォーラムに書き込み、写真に写っている謎の男のことを

「スレンダーマン(痩せた男)」と呼びました。

“we didn’t want to go, we didn’t want to kill them, but its persistent silence and outstretched arms horrified and comforted us at the same time…” 1983, photographer unknown, presumed dead.

僕たちは行きたくなかったし、僕たちはみんなを刹したくなかったけれど、あいつは永遠に続く沈黙と腕を広げて、ぼくたちを怯えさせながらも、同時に慰めてくれた・・・

1983年、撮影者不明、撮影者は死亡したと推定される
出典:

この話がどんどん渡りに渡って行き、大きな都市伝説となったのですね!

ゲームにも登場したり、スレンダーマン自体を主題にしたゲームも作られました!

ゲームについて

マインクラフト

お馴染みのマインクラフトでは「エンダーマン」という名前で登場していました!

その風貌はスレンダーマンに似ていて、見つめ続けるとダメな事や瞬間移動するなど

特徴もとても似せられていました!

Slender

こちらは先ほどと違い完全にスレンダーマンを主題にしたゲームです!

簡単な説明としてはスレンダーマンを見続けるとタヒぬ仕様になっていて、

言ってしまえば「だるまさんが転んだ」の様なルールになっています!

そしてメモを集めていき真実に近づいていく・・・といった内容ですね!

この作品は体験版の様な仕様でして、

その後実質的な続編の「Slender: The Arrival」がリリースされました!

今となってはかなり有名になったスレンダーマンですが、

実は海外ではある大きな事件が起こっていました。

その事件とは・・・

12歳の少女が同級生を滅多刺しにした事件

(ここで改ページします)

この話は2014年5月31日、米国ウィスコンシン州のワカシャー郡

で実際に起きた事件だそうです。

ワカシャーにある森の近くをたまたま自転車で走っていた人が、

血まみれの女の子を見つけたところから話は始まります。

「助けて、刺されたの」と息も絶え絶えに訴える少女は、

通報によってすぐさま病院へと搬送されましたが、

彼女は腕や脚、そして胴体を計19回も滅多刺しにされていました。

傷は内臓や大動脈にまで及んでおり、

あとわずかで心臓を傷つけるところまで達していました。

一体誰がそんなことを?

実は犯人はすぐに見つかったのです。

被害者のペイトン・ロートナーさん(当時12歳)の証言で、

容疑者はアニッサ・ウェイアーとモーガン・ゲイザー

という当時12歳の同級生の友人だったのです。

何故二人はこんな事をしてしまったのでしょうか?

そこにスレンダーマンが関わってきたのです。

「スレンダーマンの手下になるため」

その二人が事件を起こした動機はなんと、

「スレンダーマンの手下になるため」だったと話しました。

都市伝説として流行っていたスレンダーマンですが、

作り物でも勿論信じる人も沢山いたわけです。

そしてこの二人もその中の一部でした。

彼女たちは怖がるのではなく、スレンダーマンに興味津々で

彼に忠誠心や存在を示そうと考え始めたのです。

そして自分たちがスレンダーマンの代わりに誰かを刹せば、

スレンダーマンが自分たちを気にいって手下にしてくれて

一緒に暮らせるかもしれない!と思いこむようになってしまいました。

さらには自分たちが誰かを刹さないと、家族に危険が及んでしまう。

という妄想が頭に浮かび、ペイトンさんの刹害を決意しました。

そして事件の日

2014年5月31日にそれは行われました。

当初、刹害は容疑者の家で行われる予定でした。

この前日に、ペイトンさんは被害者の家にお泊りに招かれていたのです。

31日になった真夜中、二人は寝ているペイトンさんの口にテープを張って、

ナイフで刺そうとしましたがその時はためらって実行には移しませんでした。

のちに彼女たちは「もう一日生きる日をあげた」と語っています。

翌朝、二人は今度はバスルームで計画を実行しようとしましたが、

結局場所を家から近所の森へと変更して、

そこでペイトンさんを殺害しようと決めました。

かくれんぼをしようと森に誘われたペイトンさんは、

何の疑いもなく彼女たちについて行きました。


かくれんぼの最中に、二人は捕まえたペイトンさんを地面に押し倒して

「ごめんね」と囁いてペイトンさんの腕や足、そして胴体を19回刺しました。

二人は血まみれながらもまだ意識のあった被害者に「助けを呼んでくる」

と言い残し、その場から立ち去りました。

その後、ペイトンさんは自力で近くの道路まで移動し、

運良く救助され一命を取り留めたのです。

その後

そして証言により逮捕されたのですが、

精神障害による心神喪失状態にあったと主張して、無罪を訴えました。

また、互いに「殺害計画を立てたのは自分ではない」と主張していますが、

ペイトンさんに対しては謝罪を表明し、「事件を後悔している」と話しています。


2017年の12月、容疑者の一人であるアニッサさんに判決が言い渡されます。

最終的に彼女は第1級殺人罪を認めており、

判決は25年間の精神病院への収容というものでした。

現在は15歳になったアニッサさんは37歳まで収容されるという事になります。

もう一人のモーガンさんに関しては2018年の2月に判決が言い渡されるそうですが、

彼女はすでに精神障碍の診断で入院中だそうです。

ペイトンさんは・・・

19か所も刺された彼女は、6回にも及ぶ手術が施されたそうです。

体の傷が残っただけではなく、

友人だと思っていた二人に刺されたという事で出来た心の傷は深く大きいです。

事件の後数か月間は寝る時にハサミを握って手放せなかったと話しています。

そんな彼女ですが、2017年に家族によって元気な写真が投稿されました!

元気そうな姿で本当によかったです!!

悪いのは・・・

二人が逮捕された後の6月2日に記者会見したラッセル・ジャック署長は

「保護者は子どもたちのインターネット利用を監視すべきだ」と訴えました。

それに対してネタ元として批判を受けたCreepypastaの管理人は

「ここは文学のサイトで、狂った悪魔崇拝のサイトじゃない」と受け答えました。

少女たちの家族も突然の事件にただ驚いているだけでした。

どこが悪いというのはわからない話ですね(^^;

最終的には事件を犯した二人が罰を受け、積みを清算するのですから。

もう二度とこのような事件が起こることがない事を祈ります。

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