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あるパチスロファンの1か月の収支をリアルに検証してみた結果がヤバい…

2018/01/06 UPDATE
 
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カジノの合法化に対する議論が盛り上がる一方で、ギャンブル依存症に対する問題意識も高まっている。

しかし、普段ギャンブルをやらない人にとっては、一体どれくらいのお金を使っているのかということもわかりづらい。

そこで、パチスロが趣味だという30代会社員の男性が1か月にどれくらいの金額をパチスロに使ったのかを検証してみた。

 今回、サンプルになってもらったのは、都内在住の男性・Kさん(独身)。

30代後半の会社員で、普段は月曜日から金曜日まで朝の9時かから5時まで勤務している。

パチスロに行くのは主に会社帰りと週末。

月に5~6回ほど通っているという。

2017年5月のパチスロ記録は以下の通りだ。Kさんの解説とともに紹介する。

■5月8日(月曜日) 18時~19時 渋谷区A店
機種:ニューアイムジャグラー
合計投資金額:5000円 収支:プラス1000円

「ゴールデンウイーク中は帰省していてパチスロに行けなかったので、休み明けの仕事終わりにお遊びに行きました。そんなにギャンブル性が高くないジャグラーでちょっとだけ遊んで、プラスになったところでやめました」

(Kさん、以下同)

(ここで改ページします)

■5月13日(土) 12時~20時 渋谷区A店
機種:魔法少女まどか☆マギカ、バジリスク絆など
合計投資金額:6万3000円 収支:マイナス2万円

「久々に長時間打てる日だったということで、とにかく打ちたい台を好きなだけ打とうと思って遊びました。途中まで、ものすごく負けていたんですが、最後の方にちょっと出玉を獲得して、どうにか2万円負けまで挽回することができました」

 Kさんは、パチスロ情報誌などを読んで研究することはあまりないとのことで、基本的には「打ちたい台を楽しむ」というスタンス。

大負けしなければ、そこまで勝ちにはこだわらないという。

大きく勝てるのは月1程度

(ここで改ページします)

■5月19日(金) 19時~22時30分 世田谷区B店
機種:ジャグラーシリーズなど
合計投資額:1万円 収支:マイナス7000円

「仕事帰りにちょっとだけ遊ぼうと思ったんですが、次の日が休みだったので、結局閉店近くまで打っていました」

■5月21日(日) 15時~21時 世田谷区B店
機種:攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG、押忍!番長3など
合計投資額:4万8000円 収支:プラス1万7000円

「この日も1日予定がなかったので、新しく入った台を中心にいろんな台を打ちました。ずっと負けていたんですが、最後に打った攻殻機動隊で3000枚以上出て、珍しくプラスになりました(笑)」
(ここで改ページします)

■5月27日(土) 15時~19時 渋谷区A店
機種:蒼穹のファフナー
合計投資額:3万2000円 収支:マイナス3万2000円

「2~3年前によく打っていた機種が復活して入っていたので、懐かしくて打ちました。結構負けましたが、楽しかったので大丈夫です(笑)」

 Kさんは、2017年5月の1か月の間に5回パチスロを打ち、使ったお金が合計で15万8000円。収支はマイナス4万1000円だった。

「思ったよりも負けてませんでしたね(笑)。僕にとってパチスロは趣味なんですよ。負けた額は『趣味に使った額』という感覚。4万円くらいの出費であれば、そんなに気にはなりません。たぶん、キャバクラや風俗に行くのと似ていると思います。ちなみに、5万円以上の大勝ちは月に1回あるかないかです。1回大勝ちできれば月の4万円くらいの出費は還ってくるので、そんなにお金がかかる趣味とも思っていません」

 とはいうものの、1日に4万円も5万円も使うということは、ギャンブルをやらない人にとっては、驚きかもしれない。趣味として楽しむには、身の丈にあった遊び方を知ることが重要となるだろう。

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