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【感動】映画『タイタニック』に隠された老夫婦の実話とは?

2018/01/07 UPDATE
 
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世界的な名作!

日本歴代興行収入第2位を誇る映画『タイタニック』。

日本ではその名を知らない人はいないと言うほどの名作中の名作です。

今だ語り継がれるジャックとローズの悲劇の愛に涙した方も多いでしょう。

しかしそんな主役の二人以外にも、実はこの『タイタニック』には悲しい物語が隠されていたのです。

映画をご覧になってた方は見覚えがあるかと思いますが、後半タイタニック号が海に沈んでいく中で年老いた夫婦がベットの上で抱きしめあって死を待つシーンがあります。

この老夫婦に隠された悲しい真実とは?

もうひとりの主人公の老夫婦

映画で船が沈む際に一瞬出てきたベッドに横たわっていて最期を迎える老夫婦を覚えていますか?

実はこの2人は実際に実在した人物で、2人の実話を元にこの作品の中に描かれていたのです。

この老夫婦の名前はイシドア(夫)とアイダ(妻)。

イシドアとアイダは1871年に結婚し、7人の子供に恵まれていました。

2人はとても仲が良いことで知られており、イシドアが出張の際などは毎日お互いに手紙を書いていたそうです。

1911年に結婚40年周年を迎えたイシドアとアイダ。

夫婦でヨーロッパを巡る旅に出ました。

そして1912年にニューヨークへ帰国するために2人ははタイタニック号に乗ったのです。

しかし4月14日の夜、決して沈まないと言われていたタイタニック号は氷山にぶつかり沈没することが分かりました。

女性と子供は優先的に救命ボートに乗り込むなか、もちろんアイダにも声がかかります。

ですが、アイダは夫イシドアを置いて1人では乗らないと拒否するのです。

そんな妻をイシドアをなんとか救命ボートに乗せようと説得しますが断り次の言葉を残しています。

(ここで改ページします)

『"As we have lived, so will we die, together."』

『私たちは共に生きてきたの、だから死ぬ時も一緒』

その後2人はタイタニック号のデッキへ戻り船が沈む最後の瞬間まで寄り添っていたといわれています。

多くの人が犠牲になったこの事故。

イシドアの遺体は見つかりましたが、妻アイダの遺体は見つかりませんでした。

多くの人に感動を与えた実話

映画の未公開シーンでは、イシドアが妻アイダに救命ボートに乗るように説得している場面があります。

自分よりも相手を思う気持ちに心打たれますね。

2人は最後一緒に亡くなってしまいましたが、きっと幸せな生涯だったことでしょう。

この夫婦の物語はタイタニックの事故から100年以上を経た今もなお、多くの人々に伝説として長く語り継がれ感動を与えています。

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