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未確認生物だった過去を持つ今では当たり前の動物達!

2018/07/27 UPDATE
 
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未確認生物

その存在が確認されていない未確認生物。

その正体の多くは誤認や虚偽の報告だと言われてきました。

しかし、未確認生物の中にはその個体が発見さたことにより

実在することが認められた動物たちも存在します。

そんな元未確認生物たちも今では動物園で観ることができるものもあります。

今回は実際に発見され、未確認生物ではなくなった動物たちをご紹介します。

イッカク

イッカクはその名のとおり大きな1本の角を持つクジラの仲間。

この角は正確には長く伸びた牙で、

なんと中には神経が張り巡らされています。



この牙は雄のイッカクのみ発達しており、

雌へのアピールや周囲の環境の変化を感じ取るのに使われると考えられています。



イッカクはその不思議な姿と生息域への侵入の難しさから

19世紀頃までは伝説上の未確認生物とされていたそうです。

ダイオウイカ

世界最大の頭足類であるダイオウイカは

「クラーケン」など海の未確認生物の正体とされています。

普段は深海に生息しているため目撃されることが極端に少なく、

昔の人々は巨大な頭足類を船を沈める海の魔物だと考えていました。

ゴリラ

動物園に行けばいつでも観れるゴリラですが、

19世紀に正式に確認されるまでは

空想上の未確認生物とされていました。


目撃情報に対して当時の動物学者たちは

「そんなに大きな類人猿がいるわけがない」

と存在を否定し信じなかったんだとか。



ゴリラは生息地がジャングルの奥地であったため、

人類の開拓が難しく発見が遅れることになりました。

シーラカンス

シーラカンスは1983年に生存が確認されるまで

6500万年前の白亜紀で絶滅したと考えられていた古代魚です。

絶滅したといわれていたにも関わらず、

シーラカンスに似た奇妙な魚は古くから目撃情報があり

未確認生物として扱われていました。

シーラカンスは深海に適応して生き延びており、

同じように他の水棲絶滅種の生存も期待されています。

深海は未確認生物の宝庫かも知れませんね。

リュウグウノツカイ

リュウグウノツカイは深海に生息していることから目撃例が少なく、

日本でも長くのあいだ伝説上の未確認生物とされてきました。

リュウグウノツカイは日本における人魚伝説のモデルと考えられており、

地震や嵐などの天災を知らせる竜宮の使いからその名前が付けられました。

正式に発見されて以降その神秘的な姿からメディアなどでも取り上げられ、

現在ではすっかり知られるところとなりましたね。

パンダ

今では動物園の人気者パンダも

未確認生物とされていた過去があります。

中国の森の奥深くに生息していたパンダは

その個体が正式に発見されるまでは

空想上の動物だと考えられていました。

また、中国ではパンダは金属を食べるという言い伝えもあったそうです。


イリオモテヤマネコ

イリオモテヤマネコは沖縄の西表島に生息し、

日本の特別天然記念物に指定されている動物です。

20世紀に入るまでその存在が確認されておらず、

現地の人々にとっては正体不明の未確認生物だったといいます。

イリオモテヤマネコは原始的なネコ科動物の特徴を持っており、

20世紀最大の発見といわれています。

オカピ

オカピは馬のような上半身とシマウマのような下半身を持つキリンの仲間です。

このオカピも20世紀に入ってその存在が確認されるまでは

未確認生物とされていました。

その美しい模様から「森の貴婦人」と呼ばれています。

非常に警戒心が強いことから、

現在でも詳しい生態はわかっていない。

コモドドラゴン

コモドドラゴンの正式名称は「コモドオオトカゲ」で、

20世紀に正式に発見されるまでは伝説上の未確認生物でした。

昔の人々は東南アジアのある島には

巨大なドラゴンがいると噂していたといいます。

実際にコモドドラゴンは3m以上に成長し、歯には毒があり、

さらには交尾なしに子供を産む単性生殖など非常に奇妙な生物です。

カモノハシ

カモノハシはビーバーのような体に鳥のようなクチバシ、

毒のある爪を持つ非常に奇妙な生物です。

あまりにも不思議な姿をしていたため、

発見された当時はその毛皮やスケッチがねつ造品だと思われていました。

現在はすっかり認知されているカモノハシですが、

こんなに不思議な姿ですから未確認生物とされるのも納得ですね。

セイウチ

大きな体と長い牙が特徴のセイウチも

恐ろしい海の未確認生物とされていました。

セイウチは北極海などに生息しており、

長いあいだその詳しい生態は明らかになりませんでした。

13世紀頃のヨーロッパ人たちは「クジラゾウ」と呼び、

その巨体や長い牙から非常に獰猛な動物であると推測されていました。

コビトカバ

コビトカバは体長150cmほどの小型のカバです。

一般的なカバが3~4mほどに成長することを考えれば

コビトカバがいかに小さいかわかりますね。


コビトカバは発見当時、

そのあまりの小ささからカバの奇形だと判断され

種としての存在を認められませんでした。

1900年代になって個体が捕獲され、存在が認められました。

最後に

当たり前の生物たちが

未確認生物だったのは驚きでした。


今でも伝説とされている生き物達が

ほんとは実在するかもしれませんね。

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