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神話崩壊?IQOSは紙巻きタバコより危険だった!?

タバコより安全と無意識で思っていたのに実は…
2017/12/29 UPDATE
 
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神話崩壊?IQOSは紙巻きタバコより危険だった!?

最近電子タバコが多く販売されて、


紙巻きタバコから電子タバコにシフトした人も多いのではないでしょうか。


特に「フィリップモリス」社の加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」に関しては


品薄で入手出来ない、店舗行列が出来るなど社会現象ともいえる人気っぷりでしたね。


紙巻きタバコから変えた人に、なぜ電子タバコに変えたのかと聞くと


健康や美容のために変えたという人が圧倒的におおいです。


しかし、研究によるとアイコスに含まれる成分が紙タバコよりも有害だと判明したそうです。


有害成分がカットされていない!?

スイス・ベルン大学の研究者の発表によると、


アイコスには人体に有害とされる以下の成分が含まれていました。


・「一酸化炭素」

・「多環式芳香族炭化水素」

・「揮発性有機化合物」


分析にあたった研究者によると「これらの有害物質に安全な最低基準は存在しない」とのことです。


つまり、どんなに少量でも人体に有害であるという事ですね。


さらに、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」社の紙巻きタバコである、


「Lucky Strike Blue Lights」と比較したところ、


IQOS用タバコには、これより高濃度の有害物質も含まれていたんだそう!!!


「従来のタバコに比べて90%の有害物質をカット」と言っていたアイコスですが、これは大丈夫なのでしょうか。


また、2016年に行われたノースカロライナ大学の調査では、電子タバコも紙巻きタバコと同じく、喫煙者の53もの遺伝子に影響を与える事が分っています。


ちなみに、禁煙先進国であるシンガポールでは、電子タバコの所有自体が禁止されているようです。


日本などの複数の国では圧倒的支持を得ているアイコスですが、肝心のアメリカの国内販売の許可がおりないのも、


健康面に疑問が残るからでしょうか。


アイコス側は、「摂氏600度でタバコ葉を燃やす」従来の紙巻きタバコは有害物質を含んだ煙を発生させるが、


「摂氏350度で加熱する」アイコスは、ニコチンを含む蒸気こそ生じるものの煙は出ないから安全だと言っていました。


しかし、どうやら雲行きが怪しいようですね・・・


血管にも影響を及ぼす!?

さらに、最近の研究ではアイコスが血管へ大きく影響を及ぼすことが判明しました。


これを発表したのは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究班です。


同研究班はラットを使って次のような実験を行いました。


「①IQOSを加熱した蒸気」「②紙巻きタバコ(マルボロ)の煙」「③清浄な空気」のいずれかをラットに吹きかけ「血流依存性血管拡張反応(FMD: flow-mediated dilation)検査」によって血管内皮機能を評価しました。


その結果、アイコスと紙巻きタバコでの血管内皮機能が約60%と同程度の低下をすることが分りました。

受動喫煙のリスクは?

では、タバコを吸わない方への受動喫煙はどうなのでしょう。


アイコスは煙の量が少ないので、煙が少ない=危険性が低いというのには間違いはないそうです。


しかし、世界五大医学雑誌の1つ『JAMA Internal Medicine』の副編集長であり、医学博士のミッチェル・カッツ氏によると、


加熱式タバコからも「発がん性物質」が周囲に流出してしまうんだとか!!


公共の場での利用は非喫煙者の健康も害する恐れがあると訴えています。

 

まとめ

これは恐ろしいですね・・


私は父の日にアイコスをプレゼントしたので、この事実を知りびっくりしました。


私の他にも大切な人の健康を想ってアイコスをプレゼントした人も多いのではないでしょうか?


実験方法などにより、有害かどうかの判断が変わるそうなので


100%紙巻きタバコよりも人体に悪影響を及ぼすとは言いきれませんが


安全性が立証されてから購入した方がいいかもしれませんね。


また、出来る事なら禁煙した方がいいに越したことはないですね。

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