出典: china-buzz.jp
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中国のネット用語に「網紅(ワンホン)」 という言葉がある。
これは、動画配信をきっかけに、一躍有名になった素人のことだ。
最近はyoutuberという言葉があるように、同じような動画サイト、ブログなどで収入を得る人も珍しくない。
どうやらファンからの送金や広告収入が主で、一夜にして億万長者に上り詰める者も少なくないらしいのだ。
自分の才能、ルックスを売りにして配信しているもの、一攫千金を狙うものなど色々といるみたいだ。
出典: i1.wp.com
画像では、足を使って飲み物を飲んでいる。
彼女の名前は楊莉さん 。「翼の折れた天使」と呼ばれている。
動画配信サイトにチャンネルを持っているのだが、フォロワーが90万人いるらしい。
彼女は4歳の時、事故で両足を失う。
しかしその後も健常者と変わらない暮らしをした。両足を器用に使って生活をしているのだ。
彼女の配信する動画では以下の様子が見て取れる。
・歯磨き
・料理
・化粧
・スマホの操作
これらをすべて両足だけを用いて行っているのだ。
その美貌から、結婚を申し込むメッセージが多数寄せられている。
・顔が美人なだけでなく、逆境に負けず大学まで卒業して自立してるなんて本当に凄い!
・両腕がなくても、すべて一人でこなす彼女をみていると本当に自分が情けなくなる
・こんな綺麗な子と結婚したい!
など、本当に多くのメッセージが寄せられている。
リスナーやネット上の人々は、両腕のない彼女のことを「翼の折れた天使」と呼んでいる。
彼女のことがネットで報じられた現在は、フォロワー数が200万を超え、今も増え続けているようだ。
出典: img1.gtimg.com
こちらは、網紅(ワンホン)の代表的な存在として活躍するPapiちゃん(酱)。
酱は日本語から来ていて、「ちゃん」という意味みたいだ。
本名は姜逸磊さん、1987年生まれ、今年29歳。
大学では演劇を学んでいたそうな。
実は、1,200万元(約2億4000万円)の出資を受けることになり、
一躍網紅(ワンホン)として話題になった。
2015年10月から短い動画を投稿したのだが2016年2月から人気となったようだ。
基本的には短い動画ばかりを上げているのが特徴だ。
また、自分自身を卑下しつつ、自虐的に褒める部分が多い。
そういった部分が視聴者層にウケているそうな。
ちなみに彼女の人気を数値で示すと以下のようになる。
papiは複数のエンジェル投資家から1200万元の投資を受けた。
彼女自身、インフルエンサーとして有名な広告塔として立つことができるため、
企業がそれを利用したい気持ちと、出資を受けられるなら、という気持ちがあったのだろう。
その後、Papiの広告としてのオークションを行った。
これはアリババの生放送SNSという形で行われ、結果として2千万元(約5億円)にて落札された。
出典: imgs.ebrun.com
その後、「Papitube」と呼ばれる短編動画プラットフォームを展開した。
しかし視聴者からの反応は芳しいものではなく、
「つまらない」「短編動画のほうが面白い」といったものだった。
・両腕ならカタワって言わない
・結局、顔なのよ
・年取ってババアになっても介護し続ける覚悟があるのかね
・日本人の
あのギャルみたいな車椅子のこのほうがすこ
・食べ物は足で器用に食べる事が出来るかもしれないが、お尻拭いたりとか難しいね。
乙武の元奥さんも、結婚するときは介護なんて余裕です!ってインタビューで宣言したのに、途中から何でこんな事のために時間と労力使わなきゃいけないのよ!って精神病んでたから。
・ぶっちゃけ腕の1つや2つがないことよりコミュ障の方がよっぽど
重篤だろ、腕なんて下手したら21世紀には新しく作れるかもしれんし
・人間五感のどっかが機能しなくなるとそれを補うように他の部分が強くなるって言うけど
手足でもそうなんだな
訓練したんだろうがすげぇ器用に足使いよる
・手足がなくても考える頭とコミュ力があれは政治家にだってなれる
さらにいうとヘレンケラーに至っては全盲なのに活躍できた
人間に必要なのはコミュ力だけ
・事故だから別に遺伝せんわな
嫁に欲しい人万単位でおるだろ
・初めて障害者が自分の力だけで金を稼いでるところを見た
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