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現代版マッチ売りの少女が発見される!都市伝説・マッチ売りの少女は娼婦?までまとめ

アンデルセン童話で有名なマッチ売りの少女。誰しもが知っているお話ですが、この有名なお話しにまつわるまとめです。
2016/09/03 UPDATE
 
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現代版マッチ売りの少女が発見される!から都市伝説・マッチ売りの少女は娼婦?までまとめ

 誰しもが子供の頃に読み聞かせをしてもらった記憶があるお話し『マッチ売りの少女』。ご存知、アンデルセン童話の有名な悲しいお話でですね。

しかし、このお話には色々とウワサが付きまとっていて、中にはこの少女は娼婦だったというものまであります。

また、日本で本当にマッチ売りをやっていた女の子の話題も合わせてご紹介します。

海外で話題になった日本の現代版『マッチ売りの少女』

マッチ売りの少女といえば、路上でマッチを売って生活をする貧しい少女というイメージがあり、しかもそれはあくまで童話の世界ということでした。ところが現代において実はマッチ売りの少女が実在していることが明らかになりました。それがこちらの写真の子ですが、かなり今風っぽい格好をしていながらマッチを売っております。

ツイッターで客集めするマッチ売りの少女

 上記のように記事で紹介されていたが、この女性の場合は貧しさ故というより話題性でしょうか?ツイッターでもツイートがありました。

 今回の彼女の場合は、話題集めといった感じだったようですがネットでの拡散がかなり有効だったようですね。

マッチ売りの少女のお話し

マッチ売りの少女(マッチうりのしょうじょ)
Den lille Pige med Svovlstikkerne)は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話の一つ。彼の5番目の作品として1848年に発表された。アンデルセンは、経済的に全く恵まれない少女時代を送った母親をモデルにして、この作品を作ったといわれている

出典: www.youtube.com

【簡単なストーリー紹介】

年の瀬も押し迫った大晦日の夜、小さな少女が一人、寒空の下でマッチを売っていた。マッチが売れなければ父親に叱られるので、すべてを売り切るまでは家には帰れない。しかし、街ゆく人々は、年の瀬の慌ただしさから少女には目もくれず、目の前を通り過ぎていくばかりだった。
夜も更け、少女は少しでも自分を暖めようとマッチに火を付けた。マッチの炎と共に、暖かいストーブや七面鳥などのごちそう、飾られたクリスマスツリーなどの幻影が一つ一つと現れ、炎が消えると同時に幻影も消えるという不思議な体験をした。
天を向くと流れ星が流れ、少女は可愛がってくれた祖母が「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴なのだ」と言ったことを思いだした。次のマッチをすると、その祖母の幻影が現れた。マッチの炎が消えると、祖母も消えてしまうことを恐れた少女は慌てて持っていたマッチ全てに火を付けた。祖母の姿は明るい光に包まれ、少女を優しく抱きしめながら天国へと昇っていった。
新しい年の朝、少女はマッチの燃えかすを抱えて幸せそうに微笑みながら死んでいた。しかし、人々は、この少女がマッチの火で祖母に会い、天国へのぼったことなどは誰一人も知る由はなかった。

マッチ売りの少女=売春婦説の都市伝説の元ネタは?

 ネットでまことしやかにささやかれている、マッチ売りの少女は実は売春婦だったというウワサ話。もしかしたらあなたも一度や二度聞いたことがあるのではないでしょうか。

実はこのウワサの元ネタは、日本が発端だったという事のようです。(最も世界ではこの説は通用しないだろう)


ネットでは・・・、


・マッチ売りの少女の元は、売春婦。これ、マジ

・マッチ売りって売春の隠語か何かじゃないっけ?

・マッチ売りの少女って、マッチ燃えてる間だけセックスさせる売春少女の話じゃなかったん

・少女がなぜマッチを売っているのかと言うと、売春婦に対しての「いくら?(How much)」とマッチを掛けてるですよ

などといういい加減な話も多いわけです。

実はこの売春婦説の発端は野坂昭如の1966年の小説『マッチ売りの少女』だ。

主人公は大阪府西成区の三角公園(萩之茶屋南公園)に立つ、お安という女性。彼女が何をしているのかが分かる、物語の一部を引用しよう。

「もっと近うこな、風あるよって火ィ消えるよ」男は、痩せこけてはいても、まごうかたない女の脚に、お安の風体のすさまじさを見忘れ、いわれるまましゃがみこむと、お安はその肩あたりを寝巻きの裾でおおい、と、下半身がポウと明るく浮き出て、マッチ1本燃え尽きるまでの御開帳。

 つまり、マッチ1本の明かりが付いている間だけ、自分の股間を見せる女性の話なのだ。野坂昭如らしいアイロニーとユーモアのあるパロディだが、同書の巻末に収録の大月隆寛の解説によると、「このお安のような立ちん坊は、大阪などでは実在していた」とのことだ。
出典: ddnavi.com

 野坂昭如は2015年に死去しており、最近ではその姿をテレビなどでは見ることはなくなった。それゆえに、この都市伝説の元ネタとしての野坂のパロディという部分だけ欠落し、マッチ売りの少女=売春婦というところだけが拡散していったようだ。

海外でもあるこじつけ

1998年に出版されミリオンセラーとなった『本当は恐ろしいグリム童話』(桐生操/ベストセラーズ)のブームによって、『マッチ売りの少女』についても刺激的な解釈を行う書籍が複数出版されたことも大きいだろう。それらの本では、「少女はマッチの黄リンが原因の中毒で幻覚を見て死亡した」「彼女はセックス依存症だった」などの説も、かなりのこじつけで書かれている。
出典: ddnavi.com

 以上のような元ネタでした。簡単にまとめると話題性や創造の世界の話が、独り歩きしてこのような都市伝説となったようです。

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