誰しもが子供の頃に読み聞かせをしてもらった記憶があるお話し『マッチ売りの少女』。ご存知、アンデルセン童話の有名な悲しいお話でですね。
しかし、このお話には色々とウワサが付きまとっていて、中にはこの少女は娼婦だったというものまであります。
また、日本で本当にマッチ売りをやっていた女の子の話題も合わせてご紹介します。
誰しもが子供の頃に読み聞かせをしてもらった記憶があるお話し『マッチ売りの少女』。ご存知、アンデルセン童話の有名な悲しいお話でですね。
しかし、このお話には色々とウワサが付きまとっていて、中にはこの少女は娼婦だったというものまであります。
また、日本で本当にマッチ売りをやっていた女の子の話題も合わせてご紹介します。
上記のように記事で紹介されていたが、この女性の場合は貧しさ故というより話題性でしょうか?ツイッターでもツイートがありました。
“原宿でマッチを売っています。さっきなぜか一本売れました。なぜだ…。”
moyomoyomoyo フォローする 2016-08-28 13:19:23“@moyomoyomoyo 売れないので値下げしました。半額セール!! 一箱43本入で48箱あって、全部で2064本。一本すでに売れてるので残り2063本です。”
moyomoyomoyo フォローする 2016-08-28 13:19:23“ツイート見た人たちが6人くらい買いに来て11本も売れた…。すごい。マッチ売りの少女の時代にもTwitterがあればと悔やまれてならない。”
moyomoyomoyo フォローする 2016-08-28 14:22:36“思ったより売れたので店じまいしました!売上は募金して帰ります。ありがとうございました!
【マッチ売ってみたまとめ】
・みんな興味深げにうろうろして去っていく
・興味深げにうろうろしたあと買ってくれる人もいる
・SNSを使えば売れる
・マッチ売りの少女は生まれてきた時代が悪かった”
今回の彼女の場合は、話題集めといった感じだったようですがネットでの拡散がかなり有効だったようですね。
出典: www.youtube.com
【簡単なストーリー紹介】
年の瀬も押し迫った大晦日の夜、小さな少女が一人、寒空の下でマッチを売っていた。マッチが売れなければ父親に叱られるので、すべてを売り切るまでは家には帰れない。しかし、街ゆく人々は、年の瀬の慌ただしさから少女には目もくれず、目の前を通り過ぎていくばかりだった。
夜も更け、少女は少しでも自分を暖めようとマッチに火を付けた。マッチの炎と共に、暖かいストーブや七面鳥などのごちそう、飾られたクリスマスツリーなどの幻影が一つ一つと現れ、炎が消えると同時に幻影も消えるという不思議な体験をした。
天を向くと流れ星が流れ、少女は可愛がってくれた祖母が「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴なのだ」と言ったことを思いだした。次のマッチをすると、その祖母の幻影が現れた。マッチの炎が消えると、祖母も消えてしまうことを恐れた少女は慌てて持っていたマッチ全てに火を付けた。祖母の姿は明るい光に包まれ、少女を優しく抱きしめながら天国へと昇っていった。
新しい年の朝、少女はマッチの燃えかすを抱えて幸せそうに微笑みながら死んでいた。しかし、人々は、この少女がマッチの火で祖母に会い、天国へのぼったことなどは誰一人も知る由はなかった。
出典: i.ytimg.com
ネットでまことしやかにささやかれている、マッチ売りの少女は実は売春婦だったというウワサ話。もしかしたらあなたも一度や二度聞いたことがあるのではないでしょうか。
実はこのウワサの元ネタは、日本が発端だったという事のようです。(最も世界ではこの説は通用しないだろう)
ネットでは・・・、
・マッチ売りの少女の元は、売春婦。これ、マジ
・マッチ売りって売春の隠語か何かじゃないっけ?
・マッチ売りの少女って、マッチ燃えてる間だけセックスさせる売春少女の話じゃなかったん
・少女がなぜマッチを売っているのかと言うと、売春婦に対しての「いくら?(How much)」とマッチを掛けてるですよ
などといういい加減な話も多いわけです。
実はこの売春婦説の発端は野坂昭如の1966年の小説『マッチ売りの少女』だ。
出典: ddnavi.com
野坂昭如は2015年に死去しており、最近ではその姿をテレビなどでは見ることはなくなった。それゆえに、この都市伝説の元ネタとしての野坂のパロディという部分だけ欠落し、マッチ売りの少女=売春婦というところだけが拡散していったようだ。
出典: ddnavi.com
以上のような元ネタでした。簡単にまとめると話題性や創造の世界の話が、独り歩きしてこのような都市伝説となったようです。
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