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続報!いよいよ不買運動にまで発展か?PCデポ・シニアを狙った悪質販売に消費者が気づいてしまった!!

独居老人に行った悪質販売を端を発したPCデポ問題。実は様々な問題が指摘されていた。
2016/08/17 UPDATE
 
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いよいよ不買運動にまで発展!?PCデポ・シニアを狙った悪質販売に消費者が気づいてしまった!!

 前回の記事で『PCデポ独居老人に悪質販売』を特集しましたが、この事案をきっかけに、やはりというか色々出来てましたねこの企業。

筆者も知人にとってはパソコンオタクの部類に入るくらいのデジタル人間ですので、当然この店舗には出向いたことがある。

幸い?自宅のそばに郊外型の大型PCデポがあるので、マザーボートやHDDなど量販店で購入しにくいものを買い求めに行く際に利用していた。

しかし、いかんせん店舗スタッフの対応に首をかしげることが少なくなかった。大型店ということを期待していくのだが、品ぞろえも、価格もいまいち買いたい!というところまで行く気持ちになれないことが多かった。

結局のところ、リサーチだけに終わり最終的にはネットでの購入になる場合が多い。

しかし、店内は大型店を維持できると納得できるほどの客数もおらず、いずれ・・・と思わざるを得ない気持ちも感じたくらいである。

しかし今回、この問題が発覚したことでようやく“大型店維持”に納得がいった感じがする。

今回は、前回の特集のアンサー記事としてまとめてみる。

やりすぎた商売のツケが始まった!?

シニア層に的を絞った商法で成長してきたが・・・・。

出典: www.pcdepot.co.jp

『埼玉消費者被害をなくす会』が同社へ警告

■株式会社ピーシーデポコーポレーションに対し、
消費者契約法第41条に基づく「書面による事前の差止請求」を行ないました

 適格消費者団体・特定非営利活動法人埼玉消費者被害をなくす会(以下、なくす会)は、2016年3月28日、株式会社ピーシーデポコーポレーション(本社:神奈川県)に対し、消費者契約法第41条に基づく「書面による事前の請求」(以下、41条書面)として「差止請求書」を送付しました。これまでの経過及び「差止請求書」は下記PDFをご参照ください。

スマートフォンの売買及びスマートフォン利用のサポートに関する役務の提供に関する契約(iPhone安心パック[スマートサポート])に係る契約書面の条項のうち、解約金の定めについて、契約から一定期間の経過後、一年のうち特定の月を除き、解約の際に解約料が発生する旨の条項(いわゆる解約月の条項)は

1)平均的な損害を超える内容を含むものであって、消費者契約法第9条に違反するものであり、無効。
2)消費者の解約権を解約金によって制限しており、同10条にも違反するものであり、無効。
として、同条項の使用停止、もしくは適切な条項に修正することを求めます。

2015.10.19 「申入書」【PDF129KB】
2015.11.06 「回答書」【PDF53KB】
2016.03.28 「差止請求書」【PDF160KB】
<問い合わせ先>
適格消費者団体・特定非営利活動法人 埼玉消費者被害をなくす会
電話:048-844-8972

_______________________

上記のように、前回事案の発端になったスマフォ販売がらみで、既に消費者保護団体から警告が出ていた。

2016年6月10日にも再度警告されている

■株式会社ピーシーデポコーポレーションに、広告表示に関し申入れを行ないました

 2016年6月10日付けで、広告表示の一部表記が、景品表示法に違反する不当表示であるとして、当該表示の使用停止、もしくは適切な表示に修正することを求めて申入れを行ないました。

申入書はこちら【PDF:375KB】
<問い合わせ先>
適格消費者団体・特定非営利活動法人 埼玉消費者被害をなくす会
電話:048-844-8972

出てくる同様の被害!!

 この件を調べているうちに、別の被害者の事案が出ていた。

少々長文になるが、ご紹介しておきたいともう。


_______________________

■PCデポの悪行を絶対に許さない!87歳の祖母がPCデポに騙された話



わたしの祖母は一人暮らししています。今年で87歳になりました。

5〜6年前に、ほとんど介護状態だった祖父が他界したことで話す相手がいなくなってしまいました。痴呆症対策にと何か頭を使うこと・手先を使うことを趣味にしようと思い、パソコンを始めたそうです。簡単なデザインをしたり、文章を書いたりしているそうです。


使用しているパソコンは5〜6年前に購入しました。Windows7が搭載されている14〜15型の大型ノートPCです。

このパソコンが先月、(強制的に)Windows10にアップグレードされました。

それまではWindowsにログインする際に、パスワード入力を省略する設定をしていたのですが、Windows10にアップグレードしたためか、ログイン時にパスワード入力が必要となってしまったそうです。

さすがに祖母は、Windows10のパスワード入力を省略する設定の仕方がわかりませんし、調べ方もわかりません。

そこでシニア層向けサポートを行っているという、PCデポに相談したそうです。


祖母がPCデポに相談した内容は、

『Windows10にアップグレードしたパソコンのパスワード入力を省略してログイン出来るようにしたい。』

ということだけです。

パスワードを入力すれば、ログイン出来るし、問題なく動作していたそうです。


しかし、PCデポのスタッフから診断された結果は『HDDの故障が原因で、修理には8万円かかる』『このパソコンはWindows10に対応していない』と言われたそうです。

全くおかしな話です。

パスワード入力が要求されるようになった原因は本当にHDD故障なのでしょうか?第一感としては、ただの設定の問題に思えます。

また、それまで普通にWindows7が動いていたマシンで、Windows10が動かないはずがありません。少なくとも『対応していない』は大嘘です。

祖母は5〜6年パソコンを使っていたとはいえ、専門家と思しき人物に『故障だ』『対応していない』と言われれば、「そういうものなんだ」と思ったそうです。

ただ8万円は高すぎるので、どうにかならないか聞いたところ、件のサポートサービスへの入会を勧められたそうです。祖母が入会したサービスは月額3000円とのことです。


ところが、そのサポートサービスでHDDを修理するのではなく、Windows7へと戻す設定を行って解決したそうです。

ついでに、インターネットのプロバイダをPCデポ提供のものに乗り換えることで電話代600円安くなるとかで、プロバイダも変更したそうです。

『HDDの故障』は嘘で、『Windows10に対応していない』もデタラメです。完全に祖母を騙してサポートサービスへの入会を促した上に、プロバイダまで変更させられたのです。


出展:http://www.akisane.com/entry/We-never-allow-PC-Depo

____________


 その他にも、同様の被害報告が散見されていたが、要約すれば『年寄りはカモ』を社訓にしていたのではないだろうかと勘繰りたくなる同社商法である。

不買運動を訴えるネット意見も出始めた!

_______________________


以上、前回特集


【悪質商法発覚!】 PCデポ、とうとう尻尾を出した!80歳老人に多額の契約で大炎上!徹底まとめ!


についてのアンサー記事でしたが、非常に残念なのがデジタルは怖い、騙されるといった偏見が根付いてしまう事ではないだろうか?

これからの社会、AIをはじめとしたデジタル新時代はどうしても避けようがないであろう。

好き嫌いというものではなく、受け入れざるを得ない社会構造になるはずだと思うが、それに向けて精一杯頑張っている企業も沢山ある。

一部の不届きな企業のおかげで、デジタル機器への不信感を招いてはいけない!

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