リオデジャネイロ五輪の女子20キロ競歩日本代表の岡田久美子(24=ビックカメラ)が、初の夢舞台での入賞を誓う。不完全燃焼だった選考会のリベンジの場と位置付け、課題と向き合いながら自分を追い込み本番に備えてきた。「万全の状態で臨めそうです。世界最高峰のレベルを体感したい」と、その時を楽しみにしている。
“美しすぎるアスリート”としても注目を集める岡田。爽やかな表情が印象的だが、陸上競技でも「一番過酷」と言われる競歩を始めたきっかけは高校の陸上部の顧問の一言だった。「フォームがきれい」。競歩なら全日本レベルで通用するのではと顧問の提言をすんなり受け入れ、その半年後には、秋田国体3000メートルで優勝。「この競技なら戦える」と確信したのはその時だった。
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