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公開2日で59万人を動員!映画「君の名は。」には大ヒットになる秘密が隠されていた

公開して2日で59万人を動員し、最終興行収入も60億円が見込まれている、大ヒット映画「君の名は。」ポスト宮崎駿と言われる新海誠監督には大ヒットさせる秘密があった。
2016/08/31 UPDATE
 
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■アニメ映画「君の名は。」とは?

1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー

監督最新作『君の名は。』はそう断言したくなる驚きと感動にあふれた、フレッシュな傑作

■2日で興行収入7.7億円を記録するなど大ヒット中

最終興行収入60億円を見込んでいる

今月26日に公開され、2日間で観客動員59万人、興収7・7億円を記録。配給の東宝は最終的な興収を60億円と見込んでいる

劇場アニメ「君の名は。」は日本全国301スクリーンで現在大ヒット公開中

■新海誠監督とは?

ポスト宮崎駿と言われている

新海監督はアメリカのエンタメ業界誌“Variety”が選ぶ「2016年に注目すべき世界のアニメーター10人」に選出され、7月上旬にはLAで開催されたワールドプレミアに出席

2007年公開の『秒速5センチメートル』で、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」、イタリアのフューチャーフィルム映画祭で「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞

2013年に公開された『言の葉の庭』では、自身最大のヒットを記録。次世代の監督として、国内外で高い評価と支持を受けている

■「君の名は。」はツイッターでも話題になっている

■人気には監督の観客を退屈させない秘密があった

世界観に引き込まれていく映画

1分たりとも退屈はさせない、かつ予想もさせない、途中で興味を途切れさせない。107分という時間を、間違いなく面白いと思ってもらえるように、というのが僕の一番のテーマ

もちろん男女入れ替えものから自然発生的に生じるドキドキ感やコミカルさは欲しかったけれども、ジェンダーを浮かび上がらせることが目的ではなく、元に戻るために行動にするわけでもない

新海監督本人も「過去作はこの作品のためにあった」、さらに「これが新しいスタートラインになる」と強い手応えを示す

■3.11についての願いや想いも込めた作品

神社であったりとか、自分たちが暮らしてきたローカルな風景を描きたいと思いました。3.11があって、みんなが思ったであろう願いや祈りの気持ちを映画に込めたつもりです

『君の名は。』はフィクションによって311の犠牲者を、そして残された人々の心の痛みを癒そうとしています

■今後、海外でも人気になる可能性も

85の国と地域で配給決定

男女の入れ替わりを描いたオリジナル作品で、持ち味の繊細な心情の表現に加え、壮大さが加わり、予想外の展開で進む面白さなどが口コミで広まり、リピーターも増やした

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