警視庁は1日、6月30日までの1カ月間で、再三の出頭要請に応じなかった交通違反者516人を逮捕したと発表した。警視庁は6月、出頭しない違反者に対する追跡捜査を強化していた。
違反の内訳は、速度超過165人▽携帯電話使用78人▽通行禁止62人▽一時不停止59人▽信号無視50人▽無免許運転2人▽酒気帯び運転1人-など。出頭しなかった理由は、「仕事が忙しかった」42%▽「金がなかった」37%▽「忘れていた」16%-だった。
以前にも出頭しなかったために逮捕されていた違反者も59人おり、うち4人は3回目の逮捕だった。逮捕状を取得しているものの所在がわからない違反者も約30人おり、警視庁が引き続き追跡する。
交通違反をすると、現場で警察官から反則金の仮納付書を渡される。反則金を納めれば出頭は不要だが、未納だと電話やはがきで出頭要請が来ることになっている。
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