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母の日にはカーネーション! 父の日にはバラを贈るって、知ってた?

父の日にも、花を贈るの!?
2016/06/08 UPDATE
 
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お父さんに、バラ!?

母の日にカーネーションを贈ることは有名ですが、
父の日には何の花を贈ると思いますか?

「え、お父さんに花を贈るの!?」とこれだけでも驚きだと思いますが、
父の日に贈る花は、なんと「バラ」なんです。

「え、お父さんにバラ!?」とますます困惑しそうですよね。

そもそも、どうして父の日はあるの?

ここで少し、父の日ができた由来について説明しましょう。


「父の日」も「母の日」も、ともに発祥はアメリカです。

アメリカのジョン・ブルース・ドット婦人は、
「母の日」があるなら、
父親に感謝する日も必要だと考えました。

ドット婦人は、父親に男手一つで苦労して育てられます。
時代は南北戦争が終わったばかりで、
人々の生活は悲惨で大変な時でした。

父親のウィリアム氏は妻に先立たれ、
再婚もせず、一生懸命、6人の子どもたちを育てあげます。

そんな父親に、とても感謝していたドット婦人は、
当時既にあった母の日と同様に、
「父親に感謝する日」を作るべきと嘆願しました。

その活動が、ウィルソン大統領の目に触れ、
1916年、「父の日」がようやく認知されるようになります。

その後、1972年、国の記念日として、
ウィリアム氏の誕生月である、6月の第3日曜日が、
「父の日」として、正式に制定されたのです。

父の日に「バラ」を贈る理由

それでは、父の日にバラを贈るようになったのはなぜでしょうか?

そのきっかけとなったのは、
ドット婦人が父親の大好きだった白いバラを、
お墓に供えたことからです。

こうして、父親への感謝の証として、
父親が亡くなった人は白いバラを、
父親が健在な人は赤いバラを贈るようになりました。

父の日ができた由来や、バラを贈ることには、
こんなに深い意味があったのですね。

普段なかなかお父さんへ感謝の気持ちが伝えられない人も、
今年の父の日には、バラの花を贈ってみませんか?

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