保存食の定番と言えば缶詰ですよね。現在様々な種類の缶詰が販売されており、日持ちがすることからも普段での料理用や、災害時などに備えて購入している方も多いのではないでしょうか?
しかし、日持ちするからと言って長く保管したまま、気づいたら期限が切れてしまった…なんてことも。
そこで今回は、期限切れの缶詰の処分方法について見ていきたいと思います。
缶詰の賞味期限は、水産缶詰は製造してから常温でおよそ3年間、果実・野菜缶詰で2~3年の長期にわたり保存できるといわれています。
まず、賞味期限が過ぎたたからといってすぐに捨てる必要はありません。賞味期限とは「おいしく食べられる期限」で、消費期限は「安全に食べられる期限」です。そのため、缶詰は未開封で風通しの良い冷暗所に保管されていれば、賞味期限を過ぎていても食べることができます。
しかし、いくら日持ちするといっても、賞味期限を過度に超えた缶詰による破裂事故も報告されています。
缶が膨らむ原因には、熱に強い細菌が缶の中で生き残り中身を腐敗させてガスを出している場合や、熱にあまり強くない細菌が酵母などによって中身を腐敗・発酵させてガスを出していることが考えられます。
このような時は、異臭がする場合があるので丈夫なビニール袋などに新聞紙を詰め、その中に缶の中身を入れてしっかり密閉して一般ごみとして処理しましょう
いかがでしたか?自宅に眠っている缶詰をチェックして、もし膨らんでいるものがあれば、早期に処分するようにしましょう。
また、適切な環境であれば長く保存できる缶詰ですが、湿度が高い不適切な場所で保存すると温度差によって水滴が発生し、缶にサビが発生することがあります。
期限内においしく食べるためにも適切な場所で保存するようにしましょう。
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