出典: i1.wp.com
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女優の木村佳乃(42)が8月25、26日に放送される「24時間テレビ41 愛は地球を救う」(日本テレビ系)のチャリティーパーソナリティーを務めることが発表された。オファーされた時の心情を聞かれた木村は、「正直すっごく驚いて、でも0.1秒後には是非やらせて下さいと。とっても楽しみです今から」「今年は私、木村佳乃がたくさんの笑いと感動をお届けしたいと思います」と意気込みを見せた。
24時間テレビのチャリティーパーソナリティーといえば、過去には石原さとみ(31)や波瑠(27)など好感度の高い女優が担当しており、今回、木村が抜擢されたのも頷ける話だろう。
子供の頃から海外生活を経験し、高校生で格式や伝統を重んじる馬術競技に在籍するなど、育ちの良さを感じさせる経歴だが、一方では「忘れっぽい」という欠点もあるらしい
小学生の頃、夏休み明けに登校すると弁当箱を置きっぱなしにしていたことが発覚し、カビだらけになっていたエピソードや、控室でコートを脱ぐとスカートを履いてくるのを忘れていたことに気付いた話、友人と間違えて20分間もマシンガントークを繰り広げたことがあるなど、失敗エピソードが数多くある。
さらに、「意外と発言にもその天然ぶりがうかがえる」と話すのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。
「例えば、ある絵本の発表会でハロウィーンの話になり、芸人の仮装が流行っていると聞いた木村は『45億ってやつですか? アレッ? 35億だ』とブルゾンちえみのギャグを微妙に勘違い。サンシャイン池崎についても、『ランニングでウォー!ってやつですよね。騒然爆発じゃなくって、なんでしたっけ?』と天然ぶりを発揮していました。さらに、MCを務めたグルメバラエティー番組の会見では、タケノコの天ぷらを作っている際、油に手を突っ込んで食べてみたいとか、木村がとっぴなことを言うと、共演者から暴露されていましたね。『イッテQ!』で人気者になった木村ですが、体を張る一方、育ちの良さや気取らない性格がテレビから伝わってくる。だからこそ、視聴者にとってより魅力的に映るのだと思います」
最近は人気だけでなく女優としての存在感も増してきているいる木村。まさに、芸能界において独自のポジションを確立しつつあると言っても過言ではないだろう。
出典: wakaikoro.com
「これまでも半分程度や何割かを寄付する出演者は多かったですが、もし全額となると、萩本欽一さん以来のことになりそうです。もともと木村さんは東日本大震災の際に、チャリティー握手会の発起人となったり、募金を集めたりと、福祉活動に積極的な女優として知られています。さまざまな業界の便宜を図るため、ギャラをそのまま寄付するのではなく、ギャラと同額の寄付金をポケットマネーから出す形になりそうです。どの程度を寄付するのか注目が集まりますよ」
近年では、ネット上で「感動の押し売りだ」「障害者は努力しないといけないのか」「偽善だ」「出演者が豪華すぎる」「チャリティーマラソンをする意味はあるのか」といった意見があふれ、チャリティー番組を放送すること自体への是非や企画内容をめぐって、大きな物議を醸している。
「番組を通じて日本テレビには、CMやイベントの協賛などで、企業からスポンサー収入が入ってきます。もちろん木村佳乃らタレントのギャラは、このスポンサー収入から支出されており、それら出演料を含む莫大な制作費のため、赤字に近い状態だと局スタッフは言っています。しかし、その収支を、きちんと積極的に公表すべきです。そして番組、日テレ系列局、出演者からは、どれほどの額が寄付されているのか、これもまた明らかにしてもらいたいものです。それと同時に、世間の批判に応えるためにも、従来からずっと同じような企画となっている内容を見直して『涙』『感動』ありきの姿勢を改める必要もありそうです」と芸能関係者が語った。
社会貢献する番組を長年続け、社会福祉に寄与してきたことは大変すばらしいことだが、多額の寄付を集めている責任と社会的な不信感を払拭するために透明化の努力を果たしてもらいたいものだ。
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