飛行中に上空約1万2000mで燃料切れになってしまいました。
給油量の誤計算が原因です。
本来であれば20088 [L]必要でしたが実際に給油された量は4916 [L]でした。
なぜこうなってしまったのかというと、「燃料搭載量情報システム (FQIS) 」が動作に異常をきたしてしまいました。
タンク内を測るために燃料計測棒を使わざるをえませんでした。
この結果、リットルとキログラムによる比重ではなくリットルとポンドによる比重で使用してしまいました。
これが原因で給油量が合わなかったのです。
燃料が切れ全ての電力が停止しました。
これは他の計器類も例外ではなく全て停止しました。
計測すると行き先であるウィニペグには辿り着けないことがわかりました。
そこで副機長のモーリス・クィンタルは以前に勤務していたカナダ空軍のギムリー基地を着陸地点にしようと考えました。
降着装置を外そうとしましたが電力が途絶えてしまっていたので正常に作動することができませんでした。
空軍基地へ着陸する際に高度が思ったより高かったので高度を下げるためにフォワードスリップ機動をしました。
機長であるボブ・ピアソンはグライダーを趣味にしていたのでこの経験が活きました。
この着陸のおかげで乗客は誰一人死者や怪我人を出ませんでした。
出典: tn.smilevideo.jp
機体はその2日後に復帰しました。
2008年まで運行していたそうです。
航空機事故としてはおそらく一番有名なのではないでしょうか。
乗客が全員無事で本当によかったです。
2度とこのような事件が起きないことを願います。
誇張表現で釣って中身はwikiの丸写し。無理矢理書かされた学芸新聞ですか?
この見出し、誤解を与える内容なので、報告させて貰います