パチンコ屋のバイトはきつい？そんな疑問に全部お答えします！！

この記事を読んでくれているあなたはパチンコ屋でバイトをしようか悩んでいる事かと思います。

バイトするなら、楽しくてできるだけ楽にお金を稼ぎたい！
そう考えるのは誰しも同じだと思います！

パチンコ屋は時給は高いけどその分きつい、もしくはつらいんじゃないかと思っていますね？

そんな疑問を解消すべく、現役パチンコ店員である私が、パチンコバイトのきつい点はもちろんパチンコバイトの良い点、そして基本業務やバイトを始める前にチェックすべきこと、パチンコバイトに向いている人とはどんな人かなどなど思いつく限りの情報をお伝えしていこうと思います。


最後まで読んでも疑問が解消されなければ、是非コメント欄にて質問して頂ければ微力ながらわかる限りでお答えしようと思いますのでよろしくお願いします。

パチンコで大当たりをして出てきた玉を入れる箱（ドル箱）を上げたり下げたりする基本業務中の基本業務。


パチンコは大当たりすると玉が多くて2000玉ほど出てきます。

お客様は目の前（パチンコ台の下）にある箱に玉をジャラジャラと落とし玉を貯めます。

大当たりが連続したりすると1箱には入らなくなりますよね？

そうなった時、お客様は呼び出しボタンで店員を呼び、店員が箱を椅子の後ろ（上の画像のように）に下げます。
テーブルから地面に下ろすようなイメージです。


それとは逆に、目の前の箱の玉を使い切ってしまった時に後ろの箱を上げてくれ～と呼び出しボタンで呼ばれたりします。
（お客様によっては自分で上にあげたりもしてくれます。）

これがパチンコバイトの６割から7割を占めます。


玉が入ったドル箱の重さは平均で8キロぐらい。

男性ならそこまで重たくはないかもしれませんが、女性にはなかなかきついと思います。


それでもパチンコ屋のバイトは男性と女性が半々くらいな事を考えると絶対無理というレベルではないと思いますよ！

小さくて華奢な女性も珍しくはありませんしね。

初めのうちは不慣れな動きできついかもしれませんが、慣れてしまえば勝手に体が動いていますよ！

お客様が出した玉をジェットと呼ばれる、玉を数える機械に流す業務です。


お客様がパチンコを打っていた場所からジェットまで運ばなければなりません。

安心してください！
何も全てを手で持ち上げて運べということではありません。

台車に乗せてガラガラと押して運ぶパチンコ屋がほとんどだと思います。


ジェットまで運んできたらドル箱を地面からテーブルに持ち上げるイメージで機械に流していきます。


少なければ1箱、多い時は20箱30箱はあります。
これはなかなかきついです。


ドル箱の上げ下げと出玉交換によって腰を痛める人は多いです。
私自身もぎっくり腰を何度か経験済みですｗ


普段から痛めないように気をつけている人はそんな風にはなりにくいのは間違いないですね。

タバコの煙が苦手という方は多いと思います。

しかしパチンコユーザーの概ね50%強が喫煙者と言われています。

苦手な方にとってはきついポイントだと思われます。

しかし近年は匂いの気にならない電子タバコが流行り始めていて、実際に電子タバコを吸っているお客様をかなり見かけます。

そしてそして2018年6月27日には受動喫煙防止条例が可決、成立しました。
2020年までにこの条例によってパチンコ屋での喫煙にも何かしらの制限が設けられると思われます。



次に騒音問題。

パチンコ屋に入ったことのない方はびっくりしてしまうと思います。

喫茶店で話すような声では隣の友達と会話もできないくらいうるさいです。

しかし慣れとは怖いもので、「一週間もすれば慣れてしまった」とパチンコ未経験で入ってきたバイトの子は言っていました。


良く耳が悪くなると聞きますが、実際に働いてる人達からはあまりそんな話を聞いたことがないのが事実です。

パチンコ屋とは飲食店などとは比べ物にならないくらいのお金が動く場所です。

みんながみんな大勝ちすればいいのですが、それでは商売が成り立ちませんよね。


大負けする人もいるのです。

お客様が自己判断でお金使った以上自己責任ではあるのですが、中にはお店のせいにしてしまう方がいるのも事実です。

呼び出しボタンで呼ばれていってみると、すかさず罵声を浴びせられることもあるかもしれません。


しかしそういったクレームの対応は社員や役職の人が対応してくれる事がほとんどだと思うので、すぐに助けを呼んでしまいましょう。


それでも罵声を浴びせられては気持ちのいいことではありませんよね。

パチンコ屋でバイトするからには多少のメンタルの強さは必要なのかもしれません。

パチンコ店は週末が忙しいです。

走らないと呼び出しランプを対応しきれないことも多々あります。

そりゃきついですよね。
私も息が切れるほど走っています！


そして忙しい日は一生懸命走ってもお客様を待たせてしまいがちになります。

イライラしているお客様も珍しくなく、対応に行った際に「おせーよ！」と言われることもしばしば（泣）


正直、忙しい日がパチンコバイトの一番きついところだと思います。

パチンコバイトがきついと言われるのは、主にここまで紹介してきたものだと思います。

・肉体的にきつい
・精神的にきつい

この2点が揃っていることでパチンコ店は慢性的な人員不足なのです。

実際、一日二日でやめてしまう子も珍しくはありません。

だからこそ時給が高いんですね。



ここまできつい点ばかりを紹介してきましたが、もちろん良い点だってあるんですよ！

これから紹介していきたいと思います。

これは皆さんご存知だと思います。
むしろ時給がいいから働こうか悩んでいる方も多いと思います。

都内ともなると1500円くらいもらえる事もあるそうですね！

平均としては大体1200円～1300円ぐらいでしょうか。

さらに遅番で22時を超えると深夜手当で25%UPすることも！


他のバイトと比べるとやはり高いですよね！


パチンコバイトの一番の魅力だと思います！

どんなに暑い日でも涼しいし、どんなに寒い日でも暖かいです！

この仕事をしていると、外仕事の方を本当に尊敬できますｗ


同じ室内の『飲食店』でバイトをしたとしても飲食店の厨房って結構暑かったりするんですよね。

この面ではパチンコバイトはかなり秀でていますよ！

地域によってパチンコは開店時間が９時だったり１０時だったりするので出勤時間や閉店時間なども多少ズレがありますが、【早番】と【遅番】で分けざっくりとですが流れを説明しますね！


【早番】
・８：００　朝礼（眠い）

・８：００～９：００　開店作業（まだ眠い）
これは開店前の準備ですね。
外に並ばれてるお客様の整列だったり、営業中に使う雑巾の準備、景品カウンターの景品を詰めたりと内容はお店によって違いますが、概ねこんな感じです。

・９：００　開店（まだまだ眠い）

・９：００～１２：００　ホール業務（平日は暇）

・１２：００～１４：００　ホール業務（ちょっと忙しくはなってきたが、まだ余裕有り）

・１４：００～１６：００　ホール業務（さらに忙しくなるがまもなく遅番が来る時間、それを希望に頑張れる）

・１６：００～１６：３０　交代作業（ホールは遅番に任せ、掃除や遅番の使う雑巾の準備だったりをする。気は楽）

・１６：３０　終礼（帰れる喜びを感じる）



【遅番】
・１６：００　朝礼（遅番はたくさん寝れるので早番ほど眠くはない）

・１６：００～２０：００　ホール業務（忙しさはピークを迎える、乗り越えられない壁はない）

・２０：００～２２：３０　ホール業務（お客様はどんどん帰宅していき暇になっていく早番の午前中と似た感じ）

・２２：３０　閉店（終わった感があるが、まだ作業がある）

・２２：３０～０：００　閉店作業（やはりホール業務に比べれば肉体的にも精神的にも楽）
閉店作業とは主に次の日の準備をします。駐車場掃除や台のメンテナンスだったり。

・０：００　終礼（終わった感が溢れ出る、なんだったらみんなと飲みにでも行きたい気分だ）


一日の流れはこんな感じです！

肉体的には早番の方が楽だとは思いますが、朝が早かったり深夜手当の付かない分、勤務時間によっては遅番の方が稼げたりします。

ん～どちらも善し悪しですね。

あなたはどんなパチンコ屋さんでバイトをしたいですか？

例えば、忙しいお店なのか、暇なお店なのか。
忙しいお店は大変ですが、時間が経つのが早くて且つスタッフが生き生きと働けている傾向にあります。
暇なお店は肉体的にそこまで大変ではないですが、時間が過ぎるのが遅く感じたり、だらだらと動いているスタッフが多い傾向にあります。

それを見極めるためには週末に一度そのお店に足を運んで様子を見てみるとすぐにわかりますよ！


スタッフが走り回っているのなら、忙しいお店だと思われます。
（スタッフの人数が少ないだけかもしれませんがそれも踏まえて）


忙しい中でも何人ものスタッフが非接客中に楽しそうな笑顔でいるならそれはスタッフ満足度の高いお店の可能性が上がります。
（接客中は笑顔で対応するようにマニュアル化されているパチンコ屋が多いため、見るのは非接客中がいいです）


このようにあなたがどんなお店で働きたいかをある程度明確にしておけば、職場選びの失敗を減らせますよ！

・協調性のある人、ノリがいい人

パチンコ屋はサービス業でありチーム戦です。
人と話すのが好きな人、性格が明るい人はバイトがが長く続く傾向にります。


・運動が好きな人、学生時代に体育会系の部活に所属していた人。

パチンコ屋のバイトで体を動かさない日はないと思っていいでしょう。
そういったところで運動部に所属していたり、運動が好きな人ほど長く続いています。


・仕事だと割り切って黙々と業務をこなせる人。

たまにはクレームを言われることもあります。
そんな時にいつまでもそれについて考えて落ち込んでしまうと身も心も持ちません。
クレームを言うお客様は、話を聞いて欲しいだけな事がほとんどです。
あまり気にせず、お客様の気が済むまで話を聞いてあげましょう。
それでも困ったら社員さんを呼べばいいんですよ！


・パチンコ、パチスロが好きな人

なんといってもお客様と話が合いやすいです。
必ず必要なものではないですが、この気持ちがあると何かと便利です。



こんなところでしょうか。
やはりバイトさんがすぐにやめてしまう時の理由の大半は肉体的な辛さです。

慣れる前にやめてしまってはもったいないです。
頑張って１，２ヶ月続けてみると肉体的にもそこまで辛い仕事ではないことに気付くと思います！

ここまで主にパチンコバイトの辛さについて話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

しかしパチンコ屋で働いたことのない人のイメージより実は大変ではないと個人的には思います。

やりがいや達成感も味わえてやってみると楽しい仕事でもあるんですよ！


最後まで読んでいただきありがとうございました。


この他にも知りたいことや不安、疑問に思っていることなどあれば、どんどんコメント欄に書いていただければ、できる限り追記やコメントでお答えしようと思っているのでぜひ頼りにしちゃってくださいね！