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怖い話!短いのに破壊力抜群な話を集めました!

夏の夜にどうぞ(>_<)
2018/07/31 UPDATE
 
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怖い話!短いのに破壊力抜群な話を集めました!

2階からの呼び声

あれはまだ幼い子供の時の話。

僕は幼いころ、2階建ての借家に家族と住んでいた。

両親とも仕事をしていたので、学校が終わり帰宅しても一人で過ごしている事が多かった。

ある時、夕方も過ぎて夜になりかけている時間に学校から帰ると

家の中が暗い。

誰か帰っていてもおかしくない時間帯なので

「お母さーん」と声を上げてみると

「はぁーい」と二階の方から小さな声が聞こえてきた。

もう一度、声をかけると「はぁーい」とやはり返事が聞こえる。

母が帰っている事がうれしく、二階へと階段を上がっていく。

階段の途中でもう一度母を呼ぶと

「はーい」

と奥の部屋から返事が聞こえてきた。

ほの暗い家の雰囲気も相まって、なぜか怖くなった僕は

お母さんがいる奥の部屋へと歩き始めた。

その時、階下で玄関を開ける音がする。

母親がスーパーの買い物袋をさげて帰ってきたのだ。

「○○~!帰ってる~?」母の元気の良いいつもの声が僕を呼んでいる。

その瞬間、息が止まりそうな恐怖を感じながら階段を駆け下りていく

しかし

気になってしまった。奥の部屋にいるナニカの存在に。

見てはいけないと思いつつも、反射的に後ろを振り向いてしまう。

奥の部屋のドアが【キキキ…】と軋んだ音をさせながら薄く開いていく

階段を下りる僕の視界に映ったのは


こっちを見ている真っ白い人間の顔だった。

タンスの手

僕が小学生だった頃の話。

両親が用事で出かけて、弟と二人で留守番をしていた時の話です。

幼い子供二人で留守番して、あまりの暇さに二人で【かくれんぼ】をしようという話になりました。

じゃんけんに負けた僕が、最初のオニになり隠れた弟を探す事に。

隠れられそうな場所を次々に探していき

次に、両親の部屋を探そうと入りました。

両親の部屋には、洋服がたくさん入る大きめのタンスがあり

弟が隠れているなら、この中だなと思ったのを覚えています。

タンスの取っ手をつかみハンガーに掛けられている洋服の間を手探りで探していると

奥の方から、突然グッと手を握られました。

ビックリした反面、弟がふざけていると思い

「見つけたぞ!早く出てこいよ!」とその手を強く引っ張りましたが、なかなか出てきません。

多くの洋服で奥の方が見えないし、弟も全然喋らないので

もしかして、出てこれないのか?と思っていた時です。

「お兄ちゃん…何してるの…?」

すぐ後ろに弟が現れました。

僕は心臓が止まるような思いで、タンスの中の手を振りほどき

弟を連れて、家を飛び出しました。

その日は両親が帰ってくるまで、外で時間をつぶしていました。

あの手はなんだったのでしょうか?

あのまま引きずり込まれたら、今ここにはいなかったのかも…

そう考えると、未だに恐怖が蘇ってきます。

中学生くらいからやたらと髪の毛が手に絡みつくんだ。

経験ある人もいるとは思うが、タオルとか洋服に髪の毛がついてるアレ。

実家に住んでるときは、母か妹の髪の毛だと思ってた。

服を着たり、タオルを使ったり、顔を拭いたりするときに指に絡む。

しかも必ず一本だけ。

高校に上がった時もその現象は続いてて、男子校だし学校でついたりする可能性は低かったから電車なんかでついてるのかな?と思ってた。

制服や指・顔に黒い長髪が一本だけつく生活が社会人になるまでの20年間続いた。

それで、社会人になって転勤が決まり

実家から離れてウィークリーマンションに住み始めたころ

タオルに黒い長髪がついているのに気付いた。

パソコンのキーボードの隙間に毛がついているのにも気づいた。

おそらく、良くあるワンシーンなんだろうけど俺はある事に気付いてしまい恐怖を覚えた。



俺の身近な生活圏内で、長い髪の毛を持つ「人」がいない事に気が付いてしまった。

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