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『月曜から夜ふかし』で「名曲コンプライアンスチェック」をした結果・・・

2018/07/19 UPDATE
 
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往年のヒット曲で歌われている歌詞を法的に検証した結果

菊地幸夫弁護士の見解では、歌詞の内容を、そのまま職場や部下などへ発言した場合、セクハラやパワハラに該当する可能性のあるフレーズが多数あると言います。



・オフコース「Yes-No」(作詞:小田和正/1980年)"君を抱いていいの/好きになってもいいの”という一節は、セクハラで完全にアウト

・加山雄三「お嫁においで」(作詞:岩谷時子/1966年)”舟が見えたなら/ぬれた身体で駆けて来い・・海で水着になることを強要した場合、パワハラになる。(任意であればセーフ)

・黒沢年男「時には娼婦のように」(作詞:なかにし礼/1978年)”時には娼婦のように/淫らな女になりな」という表現が、売春防止法に引っ掛かる。

パワハラと繋がる歌詞は



・伊東ゆかり「小指の思い出」(歌詞:有馬三恵子/1967年)”あなたがかんだ/小指が痛い”には、暴行罪が適用される。仮に皮下出血などに至った場合には、傷害罪に当たる可能性もある。

・沢田研二「カサブランカ・ダンディ」(作詞:阿久悠/1979年)”ききわけのない女の頬を/ひとつはりたおして”は、どんな場面でもダメ・・と一刀両断。ただし、そういったプレイでは、許容範囲と認められる。

・和田あき子「あの鐘をならすのはあなた」(作詞:阿久悠/1979年)”町は今眠りの中”という状況で「あの鐘を鳴らす」のは、軽犯罪法違反となる。

(ここで改ページします)

その他の犯罪や制裁対象の曲は

・ゆず「夏色」(作詞:北川悠仁/1998年)”君を自転車に乗せて”は公道であれば、道路交通法違反。”ブレーキいっぱい握りしめて/ゆっくりゆっくり下ってく”は、整備不良の疑いがある

・弘田三枝子「砂に消えた涙」(日本語詞:漣健児/1964年)”私は砂の中に/愛の形見をみんなうずめて”は、不法投棄。さらに”いつわりのプレゼント”というフレーズは、結婚詐欺の可能性も。

・槇原敬之「もう恋なんてしない」(作詞:槇原敬之/1992年)には、”君宛ての郵便が/ポストに届いているうちは”の一節は、転居して14日以内に住民票を移さない場合は、過料が課せられる

この9曲に、MCのマツコ・デラックスさんは、この不毛な企画に「今日全部これだけで良かったのに」と、最大限の賛辞を贈りました。

一時代前に遡れば、世の中にパワハラ、セクハラの言葉が多く飛び交うこともなく、世間を騒がせるニュースとしても、取り上げられることもありませんでした。

しかし、最近、改めて昔の歌の歌詞を見直した時、今の時代には相応しくない言葉が入っているように感じられるのも事実です。

作詞家が表現したい情景や心情を表す言葉の難しさが、今更のように感じられますね。

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