出典: matomake.com
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麻原 彰晃
本名:松本 智津夫(まつもと ちづお)
オウム真理教 現Aleph(アレフ)の開祖
1955年3月2日 〜2018年7月6日(63歳没)
熊本県八代市出身
オウム真理教の教祖であり元代表だった麻原彰晃ですが、世の中に大きな衝撃を与えた、1995年の「地下鉄サリン事件」の首謀者で逮捕され東京拘置所に移送されました。
この事件により、麻原彰晃は死刑囚として23年間刑執行を待っていましたが、2018年7月6日に刑が執行されました。
現在その「遺骨」は拘置所で保管されているようですが、これの引き取りは誰なのか?という問題が浮上しています。
麻原彰晃こと松本元死刑囚にはオウム真理教の元信者で最高幹部であった松本知子と結婚していました。
その松本久子との間には、4人の娘と2人の息子をもうけています。
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松本知子
オウム真理教の元最高幹部で、麻原の妻
現在は家庭裁判所への申請を経て、松本 明香里(まつもと あかり)と改名しているようです。
松本元死刑囚の刑が執行された後、遺骨の引き渡しを法務省に要求しているようです。
普通に考えれば妻の元へ遺骨が引き渡されても違和感はありません。
しかし松本元死刑囚は生前に思いもよらない人物を指名していました・・・
松本聡香(ペンネーム)
1989年生まれ
松本元死刑囚の四女
松本聡香という名前は本名ではなくペンネームであり、2010年に『私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか』という著書を刊行しています。
地下鉄サリン事件が起こった当時5歳だった彼女に、松本元死刑囚は名指しで遺骨の引き取り役に指名していたんです!!
松本聡香さんは成長するにつれ、その残酷な事実を受け止め「死にたいというよりも死ななくてはいけない」という気持ちと闘う葛藤の日々が続いているようです。
そんな彼女をなぜ指名したのでしょうか・・・?
四女は松本元死刑囚に対し嫌悪感も抱いていたこともあり、指名された事を知り当然戸惑ったようです。
しかし11日、四女の代理人を勤める滝本太郎弁護士と武井共夫弁護士が会見を開き、受け取りを決めたと話しました。
オウム真理教の後継団体は「アレフ」「ひかりの輪」「山田らの集団」と3つ存在します。
その中でも「アレフ」では今もなお、オウム当時の「説法」を聞かせるなど麻原彰晃への絶大な信仰心を持つ信者が多くいるとされています。
四女に遺骨が引き渡されても、神格化したいアレフ信者がそれを奪還しようとする可能性を懸念し、今回会見を開き国への協力要請に至ったのではないでしょうか。
死刑になりはしましたが、その精神はいまだ根強く残っています。
存在が消えようともより「神格化」され信仰されるとなれば、またいつ「第二の麻原」が誕生してもおかしくありません・・・
国はこの要請を承認し、厳重な態勢で引き渡しから散骨まで行って欲しいと思います。
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