自分の彼女にありえない要求をしていたバイトの先輩に驚愕・・・

大学に入った18歳の頃、はじめてバイトをすることになった男性。

そんなバイト先の先輩に、吉村という男がいました。

吉村は小太りで無口、服や髪はオタクのような見た目で冗談などほとんど言わず、取っつきにくい性格でした。

吉村は男性とシフトが重なったとき、よく「もうすぐ結婚するんだ」「黒髪ですごく可愛い子なんだ」と彼女の自慢話をしていました。

そんなある日、男性がバイト先の近くにあるファミレスで友達と待ち合わせをしていると、偶然にも吉村が座っていました。

しかしその後は、驚きの展開が待ち受けていたのです！

男性の場所からでは後姿しか見えませんでしたが、吉村の前には女性が座っており、二人で何やら話し込んでるようでした。

ガラ空きの店内で挨拶もしないのは悪いと思い、男性は「こんにちは。吉村さん。今日はデートですか？」 と声をかけました。

すると吉村は「ああ。今ちょっと彼女と難しい話してるんだよ」 と素っ気無くぶっきらぼうに返答。

しかし次の瞬間、振り返った女性は涙を流しながら「お願いです。助けてください」と言ってきたのです。

訳が分からず呆然としてる男性。

すると、吉村たちの隣に席に座っていたパンチパーマでガラの悪そうな男が話掛けて来ました。

吉村は彼女と2人ではなく、横に座っていたガラの悪いヤクザ風の男性たちとも連れだったのです。

そして話を聞いていると、実は吉村は街金から借金をしており 、返済資金に困っているので返済に力を貸して欲しいと彼女に頼んでいたのです。

そして力を貸すと言うのが、風俗で働くことだったと言います。

彼女が、理不尽な話なので泣いて帰ろうとしても、吉村とヤクザ風の男たちに腕を掴まれて無理やり引き戻され、怖くて泣いていたのです。

一旦この日は吉村と男たちと話をつけ、彼女を帰してあげた男性。

気まずくなったのか吉村もバイトを辞め、彼女のその後の行方も分からないと言います。

自分の彼女に「自分の借金返済のために風俗で働いてくれ」と頼む人なんて現実にいるわけないと思っていた男性。

しかし、それがまさかのバイト仲間の吉村だったのです。

今回彼女は、彼氏の借金を身代わりすることに前向きではありませんでしたが、世の中には親や身近な人の借金の返済を肩代わりし、被害分を工面しようと努力している風俗嬢も少なからずいるようです。

借金返済の為だけで終われば良いのですが、風俗嬢だったころの金銭感覚が抜けきらずに借金を重ねてしまうという「出戻り風俗嬢」も多いと言います。

それにしても、世間一般からすると自分の借金を彼女に、しかも風俗で働いて返済を求めるなんて考えられませんね。

彼女には、自分の人生を大切にして欲しいものです。