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バックウォーター現象って何?西日本豪雨の被害甚大の原因とは…

2018/07/10 UPDATE
 
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西日本豪雨について

既に100名以上の死者・行方不明者を出している平成最大の水害、西日本豪雨。

ライフラインの寸断、道路の陥没、家屋の倒壊など多くの悲しみを産み、今でも災害復興が行われています。

町全体が泥に埋もれてしまった原因は「バックウォーター現象」にあるとされています。

バックウォーター現象って?

 岡山県倉敷市真備町地区で起きた浸水被害について、支流の小田川が本流の高梁川に合流する際に水がせき止められる形となる「バックウオーター現象」が起き、水位が上昇した小田川の堤防が決壊した可能性があることが国土交通省への取材で分かった。小田川は以前から水が流れにくく氾濫の危険性が高いことで知られ、国が来年度から10年かけ、合流地点を移して水位を下げる工事に着工する予定だった。

国交省によると、小田川は合流地点から上流に3.4キロで100メートル、同6.4キロで50メートルにわたって決壊した。

 高梁川は合流直後に大きく湾曲し、川幅が狭い箇所もあって水位が高い。支流がせき止められる形となるうえ、小田川は勾配が緩いため流れが遅く、合流が阻害される「バックウオーター現象」が起きやすいという。今回の豪雨で高梁川の水位が押し上げられ、小田川の水位も上がり、堤防の決壊につながった可能性がある。
出典: mainichi.jp

バックウォーター現象というのは、

その名の通り「水の逆流」によって水位が上昇し、堤防が決壊する現象です。

川には合流地点というものがあります。

太い川を本流、細い川を支流と呼ぶのですがこの二つの川が重なるところで起きるのがこの現象です。

本流のほうの勢いが強すぎると、支流が合流することができません。

この時支流は水が滞留します。

そして支流の水位が上がり、そのまま堤防が決壊してしまうのです。

詳しくはこちらの動画をご覧ください

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