出典: matomake.com
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オウム真理教元教祖、麻原彰晃(松本智津夫)元死刑囚の死刑がようやく執行されました。
オウム真理教は地下鉄サリン事件、坂本堤弁護士一家殺害事件、松本サリン事件などの事件を起こし、被害者は6000人以上、死者は29人出たと言われています。
まさに歴史上最悪の教団ですね。
教団の元幹部たちの死刑も執り行われ、平成が終わる前に事件に終止符を打つことができたようです。
しかし、事件が起こったのが20年前以上なのになぜ、死刑の執行にここまで時間がかかったのでしょうか?
その理由として挙げられるのが
・麻原彰晃の死が神格化され、オウム真理教の信者が暴動を起こす恐れがある
・麻原彰晃が精神疾患を患っている可能性があったため
・共犯者の裁判が終審されていない
というものでした。
麻原彰晃が亡くなった現在、遺体がオウム真理教信者に渡ると儀式が行われ、神格化され、新たな暴動が起こる可能性があるんだとか…
遺体が死刑執行後どうなったのかを調べてみました。
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麻原彰晃の遺体の扱いについては警察、公安当局が神格化に用いられる恐れもあるとみて、引き取り先を慎重に決めているようです。
麻原彰晃は死刑執行前に遺体は四女に託したいと遺言を残していたことが分かりました。
麻原彰晃は担当官から「遺体と遺品を誰に受け取ってほしいか」と問われると、「四女」と答えたんだそうです。
さらに、担当官が四女の名前を告げて確認すると、元死刑囚はうなずいたという。
これについて、麻原彰晃の妻は死刑執行直前の麻原彰晃の精神状態を考えるとあり得ないと言っています。
というのも、麻原彰晃の拘置所での最後の状態は悲惨なものだったと言われています。
また、麻原彰晃の長女・松本麗華が面会した際には娘の前で自慰行為にふける姿を目撃したんだとか…。
そのような精神状態の人間が最後に冷静になり、自分の遺体の引き取り先を指定できるのでしょうか?
確かに疑問ですね。
これを受けて、麻原彰晃の妻は拘置所に安置されている遺体の引き渡しを求める要求書を提出しました。
例え犯罪者だとしても家族は家族なので、遺体を弔いたい気持ちがあるのは当然ですが…
やはり何か目論んでいるのではないかと思ってしまいますね。
また、麻原彰晃の四女は昨年11月に両親と縁を切る目的で、自分の相続人から両親を除くよう横浜家裁に申し立てをし、認められたことを明らかにしました。
その会見の中では「家族や元信者とも連絡を取っていない」と強調して言っていたことからしても、警察や公安局が遺体を預けるのに一番安全だと考えるのは四女の元でしょう。
このことから遺言は嘘だったのではと噂する声もあったようです。
そして先日、麻原彰晃の火葬が行われたようです。
しかし、四女は遺灰の引き取りを拒否したことが分かりました。
その理由は『身の危険を感じる』というものだったようです。
オウム真理教の後継団体、『アレフ』では今でも麻原彰晃への信仰の深い教徒が多くいると言われています。
身に危険を感じるのは当然でしょうね。
現在は拘置所で保管されている麻原彰晃の遺灰。
今後どうなるか注目が集まります。
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