タイの洞窟で行方不明になり、9日ぶりに無事が発見されたコーチと少年ら13人について、救出に向けた準備が現在も進められています。
11〜16歳の少年12人とコーチは先月23日に洞窟に入った後、大雨によって入り口に戻れなくなり、潜水チームが数日間にわたり泥水と曲がりくねった穴の中で懸命な捜索活動を実施していました。
そして、少年らの生存の知らせを受け、家族らからは歓喜の声があがり最新の動画も公開されました。
タイの洞窟で行方不明になり、9日ぶりに無事が発見されたコーチと少年ら13人について、救出に向けた準備が現在も進められています。
11〜16歳の少年12人とコーチは先月23日に洞窟に入った後、大雨によって入り口に戻れなくなり、潜水チームが数日間にわたり泥水と曲がりくねった穴の中で懸命な捜索活動を実施していました。
そして、少年らの生存の知らせを受け、家族らからは歓喜の声があがり最新の動画も公開されました。
タイのチェンライ(Chiang Rai)県にあるタムルアン(Tham Luang)洞窟に、地元サッカーチームの少年12人とコーチが閉じ込められていた事故で、捜索から9日目に13人全員の無事に発見されました。
チェンライ県の知事が「13人全員が無事」と発表すると、記者団からは拍手と歓声がわき、閉じ込められた12歳の少年の親は、「とても嬉しい。心身ともに元気でいてほしい」と語りました。
別の少年の親戚はテレビ局の記者らに対し、喜びの涙を流しながら「テレビで聞いた。言葉にできないほど嬉しい」と話しました。
今後は現場で少年らが動けるまで保護すると同時に、救出する方法が検討されています。
そして、食料を運び潜水のできる医師を派遣し少年らは医師から健康状態をたずねられると、笑顔を見せながら良好だと答えていました。
9日ぶりに生存していることがわかった、地元サッカーチームの少年12人とコーチの男性は、海軍のダイバーや医師に付き添われ、現在体力の回復を図っています。
この捜索活動では、24時間体制の水の汲み上げで水位を少しずつ低下させ、好天になったところでダイバーらが洞窟内に入ったといいます。
ダイバーらは「パタヤ・ビーチ(Pattaya Beach)」と呼ばれる岩棚で、少年らを発見することを期待していましたが、岩棚が冠水したため少年らはさらに300〜400メートル奥に進んでいたという。
少年らのいる場所まで、電話線がまもなくつながるとのことで少年らは事故後、初めて家族と電話で会話ができる見込みという。
注目されている少年らの救出については、「体力のある少年から外に出す」としていて、ダイバーらが救出のためダイビングの方法について少年らに教え始めるとみられています。
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