#保育所 #発達障害
来年度から子供を保育園に入れたいと考え希望をだしました。結果は受け入れ許可でした。事由は「疾病・障害」で、妻の自閉スペクトラム症によるものです。その後保育園より説明会のお知らせが来て、妻と子供が参加しました。その後父である私の元へ園長から電話がありました。
「福祉事務所に受け入れ辞退の連絡を入れました。辞退の理由は、説明会でのお母様の様子を見て、当園では対応できないと思ったからです。その旨福祉事務所に連絡したところお父様にも話を聞くよう言われ連絡差し上げました。一度当園に来ていただきたいです。」
そういう内容でした。
なんと、保育園側が妻の発達障害を理由に子供の受け入れを拒否してきたのです。
理由は保育士側が対応できないと言ったとのこと。
それなら祖母が送迎するなら大丈夫ではないか、と聞いたところ「そういう問題ではない」とのこと。
つまり担当予定の保育士が妻を拒否したということでした。
当然福祉事務所に駆け込みました。「有り得ないコトです」と対応に乗り出してくれて、話は本庁まであげてくれるそうです。園長との話は許可を得て録音していましたので、弁護士も相談に乗ってくれています。
発達障害があるからといって何かして下さいと言うつもりはありませんでした。
ちなみに保育園には基本的に拒否する権利はないそうです。ただし、受け入れるだけの体制がない場合は例外があるそうです。
しかし今回の様に母親のせいで拒否されるケースは今までなかったとか。
とにかく今は子供のためにがんばります。
保育園側から「あとは福祉事務所で話してください」とぴしゃり言われてしまった夫婦。
福祉事務所側は「有り得ないことです」と掛け合ってくれました。
その後保育園と夫婦で本庁の手により、話し合いの場が持たれることになりました。
母親の発達障害を理由に息子の受け入れを拒否した保育園の園長。謝罪をしたいとのコトで、本庁が場を用意してくれました。僕は2つ質問をしました。
誰に何を謝罪に来られたんですか?
誰が誰を差別したことが問題になっていますか?
この質問に答えられない園長。とりあえずお引き取り願いました。
今回問題になったのは、
・正当な理由なく受け入れを拒否した応諾義務違反。
・障害を理由とした不当な取り扱い(障害者差別解消法)
の2つでした。これについては既に行政指導が入っています。そして福祉事務所と本庁が動いてくれました。
なんと園長はなぜ謝りに来たのかわからないのに、話し合いの場に来た模様。
別日に園長は謝罪に来ました。しかし、そこから呟かれた言葉はとんでもないものでした。
「私は呼び出されてここに来ました」
「どういう言葉を伝えればあなた方が満足するのか分からない」
園長は、母親が発達障害だとは知らなかった、受け入れが難しかったという言葉を繰り返しました。
これは事前に本庁と園長の間で交わされた理事会での内容とは違うものでした。
本庁は「ご家族様、理事会ではきちんと話し合われています。ただご家族を前にして言いにくいこともあるのだと思います」とフォローを入れました……が、園長から飛び出した言葉はとんでもないことでした。
出典: tk.ismcdn.jp
園長は本庁のフォローも無視して「謝るつもりはありません」と発言。
もはや話は進みません。園長から発せられるのは「障碍者のお子さん」という言葉。
ここで話を進め、園長に対して
「誰が不当な扱いを受けているのか、あなたはわかっていますか?その人はこの場にいる人です」と聞くと、
園長は「奥さまです」と答えました。
園長が発した印象的な言葉はこれでした。
「園のフォローがなかった」
これが本音でした。どこまでも他人のせいと環境のせいにする人なんだなってことですね。
出典: turtle-hoiku.com
その後、少し遠い保育園に夫婦は子供を預けることになりました。
今はいい園に巡り合えて、園長も適宜聞いてくれるみたいです。
ちなみに、本庁側はよくやってくれたとのこと。
本庁側の落ち度はなく、むしろフォローをしていたのに園長がそれを全てスルーしてしまったみたいですね。
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