今、とあることが出回り話題になっています。
それは、アメリカの教授の最新の研究により、小中学生の宿題は成績向上に効果がないことが分かったというもの。
しかし、これは全くの誤情報だという。
そして、このとんでもない誤訳をしたのは「週刊事実報道」というメディアとのこと。
一体、どういうことなのでしょうか?
今、とあることが出回り話題になっています。
それは、アメリカの教授の最新の研究により、小中学生の宿題は成績向上に効果がないことが分かったというもの。
しかし、これは全くの誤情報だという。
そして、このとんでもない誤訳をしたのは「週刊事実報道」というメディアとのこと。
一体、どういうことなのでしょうか?
以前から日本では、小中学生の学力について問題視してきました。
その結果、”ゆとり教育”という今考えても、信じられないくらいの教育方針を実行してしまいました。
そのことにより、今まで以上に小中学生の学力は落ちて行き…
結局、現在その教育方針は見直され、ゆとり教育というものはなくなりました。
そんな中、今回の週刊事実報道が出した「小中学生の宿題は成績向上に効果がない」という情報。
ちなみに、週刊事実報道のキャッチフレーズは「大手マスコミが報道できない事実をお伝えします」とのこと。
この記事の内容は、デューク大学のハリス・クーパー教授(専門は脳神経学)の研究を参照し、「小中学生の宿題は効果がないので禁止すべき。高校生は2時間以上の宿題は成績を下げる」と報じました。
しかし、実際にクーパー教授の発表やアメリカメディアの報道を参照すると、全く違う結論が伝えられていることがわかりました。
出典: netgeek.biz
では、ハリス・クーパー教授の研究で得られた最終結論は…
一体どういうことなのでしょうか。
・多すぎない宿題は効果的
・宿題は学習の重要な一過程
・年齢が上になるほど宿題は効果的
・小学生に宿題を課すのは、時間管理と勉強の習慣を身につけさせる意味合いのほうが強い
このように、クーパー教授は宿題が教育に効果的であることを、肯定的に認めているのです。
宿題の量は、学年×10分が目安になるとも主張し小学1年生ならば10分、6年生なら60分ということになります。
「小中学生の宿題は効果なし」「宿題は禁止に値する」という、週刊事実報道がつけたタイトルはあまりにも誤った認識で、さらに記事内の詳しい説明も、最も重要なところが抜け落ちており、読者に誤解をあたえるものになっているそうです。
やはり、このことを見た人は記事を参照して誤解したまま、「宿題不要論」の自説を展開する人がネット上でも目立っています。
現在の小中学生の親世代は、何も考えず最大限に教育を詰め込まれていた時代。
そのことにより、自身の子供にはそのような教育ではなく、より効率的で学力を伸ばすように考えているようですが、今回のことについても間違いということを、知って欲しいと思います。
コメント