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待ち望んだ我が子がダウン症と先生に言われ…ところが夫は思いもよらない反応を・・・

2018/06/26 UPDATE
 
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仲睦まじい夫婦に・・・

赤ちゃんは、そこにいるだけで、周りの空気を和ませ、微笑ましい光景を醸し出してくれます。

純粋無垢な笑顔に、かなうものはありません。

子育て中のお母さんには多くの苦労があるでしょうが、たくさんの喜びもあると思います。

しかし、中にはなかなか子どもが持てず、辛い思いをしているご夫婦もいるかもしれません。

Aさんご夫婦は、とても仲が良く、いつまでも新婚当初のような二人でした。

周囲の人たちに冷やかされるほどのおしどり夫婦。

しかし、2人は、なかなか子どもに恵まれませんでした。

そしてようやく赤ちゃんを授かったのですが…。

待望の妊娠

Aさん夫婦は、とても仲が良く周囲に冷やかされるほど。

しかし、なかなか赤ちゃんができないことに悩んでいました。

2人とも子どもが大好きで、できれば早くと思っていたにも関わらず、なかなか妊娠しません。

Aさんは、友人に相談することもできず、悩んでいました。

しかし、だんなさんと一緒に励まし合いながら、赤ちゃんができる日を待ち望んでいました。

そして5年目、ようやく待ちに待った妊娠が発覚し、大喜びしたAさん夫婦。

赤ちゃんは、男の子だとわかり、お腹の中で元気に育っていきます。

早く会いたいと、生まれてくる我が子を待ちわびるAさん夫婦。

だんなさんは、生まれる前からサッカーボールを買ってきて、張り切っていました。

そしてついに出産の日を迎えます。

(ここで改ページします)

ようやく生まれた我が子は…

長く待ち望んだ我が子との対面の日。

生まれてきた息子に会った時、思わずAさんは号泣してしまいました。

そして育児が始まり、Aさんは新米のお母さんとして、幸せいっぱいに過ごしていました。

しかし、ある時、何かおかしいことに気付きます。

赤ちゃんはミルクを全然飲まず、一日のほとんどを寝たまま。

気になったAさんは、だんなさんと相談し、病院で検査を受けることにしました。

そして検査の結果、病院の先生はAさん夫婦にこう告げました。

「残念ですが、お子さんはダウン症の可能性が非常に高いです」

Aさんは、その後の先生の話が耳に入らなくなるほどの衝撃を受けます。

頭の中では、これからどうしていけばいいのか、不安でいっぱいになり、呆然としてしまいます。

“残念”なんかじゃない

呆然としてしまったAさんの隣で、だんなさんがこう言いました。

「先生、なんと言いました?ダウン症だから何なんですか?
ダウン症だからといって、私の子に変わりはない。
“残念”という言葉を取り消してください。
ダウン症だからといって、憐れむことが普通なのですか?
“残念”とおっしゃいましたよね?
残念じゃない!残念なんかじゃない!」

こんな風に怒りに震えるだんなさんをAさんは見た事がありませんでした。

そして、だんなさんの目からは、大粒の涙があふれていました。

この言葉に、誰よりも自分自身を恥じたAさん。

「ダウン症だとしても、2人の大切な子どもであることに変わりない!」

だんなさんの強い思いを感じ、“残念”と言ってしまった先生も、土下座までして謝罪してくれました。

今、Aさん夫婦は息子さんと共に過ごす時間を大切に、幸せに暮らしているようです。

家族の形はどれ一つとして同じものはありません。

これからも、Aさん家族が豊かな心を持って過ごせるといいですね。

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