今でも混乱している18日に起きた大阪北部地震。
通常、地震が少ない地域だけに多くの人が驚いたことでしょう。
そして、安全が確保されなくてはいけない、学校敷地内での事故があるなど、前代未聞のことが起きています。
そんな中、連絡用にスマホや携帯電話を学校に持ち込んだ生徒が、教師にそれを没収される出来事が相次いでいるようです。
今でも混乱している18日に起きた大阪北部地震。
通常、地震が少ない地域だけに多くの人が驚いたことでしょう。
そして、安全が確保されなくてはいけない、学校敷地内での事故があるなど、前代未聞のことが起きています。
そんな中、連絡用にスマホや携帯電話を学校に持ち込んだ生徒が、教師にそれを没収される出来事が相次いでいるようです。
現在、余震にも警戒が向けられている状況、連絡をいつでも取れるようスマホや携帯電話を持たせる親も少ないとのこと。
しかし、奈良県にある有名私立進学校の生徒は、学校外で見回り中の体育教師にスマホを没収されたことをツイート。
「非常時の親との連絡や自分の命より、ルールが大事ですか?と反論。しかし学校のルールや!と言われて終わりました」このように、受け入れてもらえなかったよう。
今日は学校の地震への対応が死んでました。
校則で禁止されてても携帯で“家族の安全確認”くらいしてもいいでしょうが。
心配する親からの電話?の着信音でスマホを没収された人も居ました。
どうせあなた方は職員室でスマホ使って家族と連絡してるでしょう?ニュース見て情報も得てるでしょうね。 https://t.co/PGBiq9AWrl
いつまた、大きな地震が起きるかわからないため、異例としての策は必要と思いますが、大混乱して交通機関が麻痺している中でも、出社したりと勤勉であるがための習性なのか…疑問視されました。
そして、この問題についても日本の闇のような気がします。
大きな地震が起きた際に気になるのは、家族や親しい友人の安否。
ですが校則が厳しい学校の生徒は、それができないのです。
また、スマホの持ち込みは容認されていても、音が鳴った時点で問答無益で没収されてしまうケースもあるようで、その結果、「緊急地震速報が鳴らないようにしている」人や、「電源そのものを切っている」人も多くいるようです。
緊急地震速報は、大きな地震が来ることを前もって伝えることで、被害を防ぐのが目的のはず。
ですから鳴らないとなんの意味もないのです。
また今後、さらに大きな地震(本震)が来る可能性もあることを考えると、こんなときくらい柔軟に対応できなのでしょうか。
以前から日本の「校則」について、改革が求められていました。
日本独自のルールで、協調性を養うものなのかもしれません。
しかし、現代は欧米のように個性を大事にし、そしてそのような人材が求められています。
スマホを没収した教師を責め立てるのも、彼らはあくまで自分の職務を遂行しただけであり、改善していくべきは校則そのものなのです。
Twitter上でも、今回の地震を機に校則の変革を求める声が相次いでいます。
この地震によって、また浮き彫りになった日本の校則問題。
校則が生徒を守るものであるなら、この日本にいる限り地震や災害は必ず起こります。
そのときのことも前もって、なぜ考えられないのでしょうか。
一刻も早く、イレギュラー時のマニュアルを作って欲しいと思います。
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