平成12年にストーカー規制法が施行されて以降、ストーカー被害は年々増加傾向にあります。
平成27年度の警察白書のデータを見てみると、平成26年に過去最多の22,823件の認知件数という状況になっています。
この内被害者の年齢として最も多いのは20歳代が全体の35.9%、次いで30歳代が全体の26.5%となっています。比較的若年者が被害に遭う事が多いのがストーカー犯罪の特徴の一つと言えるでしょう。
ストーカー行為を行った動機として、平成22年から平成26年までの4年間の間で最も多いのは被害者に対する「好意の感情」で、次いで多いのが「好意が満たされず怨恨の感情」というデータが出ています。
これはストーカー行為の被害者と行為者の関係性の約6割が配偶者及び交際相手で占められていることからも納得がいくでしょう。
コメント