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船戸結愛ちゃんが児童相談所で語ったこと・・・

船戸結愛ちゃんが児童相談所で語った事が心が痛みます。
2018/06/09 UPDATE
 
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東京都目黒区で3月、船戸結愛ちゃん(5)が死亡した。

虐待をしていた疑いで、父・ 雄大容疑者(33)と

母・ 優里容疑者(25)が警視庁に逮捕された。

結愛ちゃんは、2018年1月に東京に来るまで

一家で香川県善通寺市に住んでいた。

県や児童相談所は

どのように対応してきたのか。

県の記録からは

一家のいびつな関係が浮かび上がってきた。

児童相談所が

初めて虐待の疑いを認知したのは、2016年の夏だった。

この年、優里容疑者は雄大容疑者と再婚。

雄大容疑者は4月に隣の三豊市の会社で働き始めたという。

8月25日、近所の人が「子どもの泣き声がひどい」と児相に通報した。

優里容疑者は、19歳で結愛ちゃんを妊娠したとき「若年妊婦」

として善通寺市の保健師がケアしていた。

児相は市の保健師に問い合わせたが

出産当時の記録では、虐待をする兆候や育児に困っているような相談歴もなかった。

児相は、結愛ちゃんが通う幼稚園に問い合わせたが

園の回答は「特に問題はない」。

家を訪ねたが不在だった。

これらの情報から

児相は保護ではなく「簡易相談事案」として様子を見ることにした。

結愛ちゃんから父へ手紙

12月25日のクリスマスの日に

結愛ちゃんが一人で外に出されているところを、近所の人が目撃。

通報から香川県警が結愛ちゃんを保護し

児相が対応することになった。

この時、病院では「下唇が切れ、まぶたの上にはたんこぶがあった」と診断された。

担当した医師は「日常的な虐待の傾向がある」と診断書に記した。

結愛ちゃんは軽度の傷ではあったが

虐待ケースとして児相に一時保護された。

一時保護施設では、担当の職員にとてもなついており

楽しそうに過ごしていたという。

担当職員は結愛ちゃんについて

「かわいらしく、よく甘えてくる子だった。そして明るく、とても人懐っこい子どもだった」

という印象を持っていた。

年が明けた2017年の1月29日、親子面談があった。

お父さんへ言いたいことはないか

と問われた結愛ちゃんは「気持ちを口でうまく言えない」と言った。

雄大容疑者は結愛ちゃんに手を挙げたことを認め

「悪かった」「もうしない。できるだけ優しくするから、いい子にしててくれ」などと謝った。

結愛ちゃんは、久しぶりに会った両親を「バイバイ」と、元気に見送った。

言えない気持ちは「手紙にする」と話し

覚えたての文字ですらすらと手紙を書いていたという。

この親子面談の様子、そして幼稚園での見守りで毎日様子を確認できるという判断で

2月1日、一時保護が解除された。

結愛ちゃんは自宅に戻った。

雄大容疑者は、香川県警に傷害容疑で書類送検されたが

のちに不起訴になった。

初めての一時保護だったので、指導措置は付かなかった。

この措置が付くと、保護者は児童福祉司の指導を受けることになり

従わない場合は子どもが一時保護されたり、強制入所させられたりする。

「措置がないからと言って、何も無いわけではありません。

常に様子を見て、とにかく本人確認ができる体制を整えるため、家庭訪問をつづけ、民間との連携を進めていた」

と県の職員は話す。

「この頃は、行政の呼び出しや指導にも、拒否することなく応じていた」という。

2月23日、幼稚園からの聞き取りでは

「元気で変わりないが、食べすぎる傾向があった」と報告されている。

船戸結愛ちゃんが児童相談所で語ったこと・・・

児相から一家を注視するよう伝えられていた地元の丸亀署では

警官が頻繁に見回りにまわっていたという。

3月19日、一人で外にいた結愛ちゃんを警官が目撃した。

母は「一緒に遊んでいて、私だけちょっと家に戻っていただけだった」と話した。

しかし、結愛ちゃんはけがをしている様子で、署で身柄を保護し

病院での診察をすることになった。

舌が切れて唇に赤い傷があり、両膝には擦り傷

お腹には5cm程度のアザがみられた。

傷について問われた結愛ちゃんは

病院の医師に「お父さんに叩かれた」と訴えた。

だが、両親は「転んだだけ」「叩いたわけでない」と否定した。

この件を受けて

2回目の一時保護が決定した。

このころ、結愛ちゃんは「パパ、ママいらん」「前のパパが良かった」

と言うようになっていた。

だが、5月14日の親子面談では

一時保護所の心理士に「おもちゃもあるし、お家に帰りたい」と話すこともあった。

児相は、育児支援対策室やこどもメンタルヘルス科のある

善通寺市の四国こどもとおとなの医療センターに協力をあおぎ

結愛ちゃんが病院のセラピーを受けることや

祖父母の家に定期的に預けること

叩かないことなど五つの約束を両親ととりつけた。

雄大容疑者は5月にも傷害容疑で書類送検されていたが

再び不起訴になっていた。

5歳の結愛ちゃんにモデル体型を求めたり

ひらがなを覚えさせたり

人前では、あいさつをしっかりするなど

厳しいしつけをされていた。

児童相談所で語った結愛ちゃんの言葉

「パパママいらん」

の言葉。

これを5歳児が言ったと考えると

心が痛む。

コメント

1
  • 1. まとめいく訪問者
    2018-07-30 14:29:38 [通報]
    無惨としか言い様がない事件で、ほとんどの記事を読みました。再婚までは、結愛ちゃんは、大切に育てられていたと思います。出来たらジャーナリストの方が、優里被告に面会し、再婚までの結愛ちゃんの様子、また、再婚してからの優里被告の心の変化と結愛ちゃんの変化などを記事にして頂ければ幸いです。雄大被告が先に東京へ行き、香川での生活は充分な食事を与えていたとも思われます。厳罰を望みますが、雄大被告が自ら救急車を呼んでいることから殺意の立証は難しいでしょう。
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