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児童虐待、幼児虐待、ネグレクト“過去に起こった悲惨な事件”

船戸結愛ちゃんの事件は日本中に衝撃を与えました。子供への虐待は防ぐことができないのでしょうか・・・。
2018/06/08 UPDATE
 
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東京都目黒区で3月に

船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が

父親から殴られた後に

死亡したというニュース。

日本には悲惨な児童虐待の

事件が絶えません。

過去に起こった児童虐待の

事件をまとめました。

1.船戸結愛ちゃんの事件

今年1月下旬ころから

十分な食事が与えられず、

3月2日に低栄養状態などで起きた

肺炎による敗血症で死亡した

東京都目黒区の船戸結愛ちゃん

朝食はスープのみ。

昼食は茶碗に3分の1程度の

ご飯と味噌汁。

晩御飯は茶碗半分程度のご飯。

1日1食のときもあり、

決まりごとを守らなかった

ときには水をかけられたり、

殴られたりした。

真冬は室内灯がない部屋で、

暖房もつけずに放置されていたという。

結愛ちゃんのノートには、

ママ もうパパとママにいわれなくても

しっかりじぶんから きょうよりか

あしたはもっともっと できるようにするから

もうおねがい ゆるして ゆるしてください

おねがいします

ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして

きのうまでぜんぜんできてなかったこと

これまでまいにちやってきたことを なおします

これまでどんだけあほみたいにあそんだか

あそぶってあほみたいだからやめる

もうぜったいぜったい やらないからね

ぜったい やくそくします
出典:

という、
悲痛な言葉がつづられていた。

2.尼崎児童虐待死事件

2001年8月13日午後3時20分頃、

兵庫県尼崎市大浜町の北堀運河で、

水面に浮かんでいた黒色の

ゴミ袋から人間の手が

出ているのを発見。

引き上げると、

袋には全裸の男児の遺体が入っており、

尼崎市立花町の神戸市立道場小の

1年生(当時6歳)と判明。

警察は遺体に無数の虐待の痕が

あったことから、

行方をくらましていた男児の

無職の母親(当時24歳)と

無職の養父(当時24歳)を

8月14日に逮捕した。
出典:

両親は当時定職に就いておらず、
家賃や電話料金を滞納し、

食費もままならないという
極貧生活だったが、

これに当たり散らすように
長男への虐待を開始。

8月6日の深夜からしつけと
称してトイレの前に正座させ、

食事はろくに与えず、
空腹のあまりに長男が
施設からもって帰った素麺を
食べたいと述べると、

母親は生の素麺を長男の口に押し込み、
布団たたきで殴りつけたという。

さらに両親は外出の際、
虐待の発覚を恐れて長男の口に
粘着テープを貼り、
紐で身体を縛って動けなくした。

こうした暴行の末、
8月7日には長男が逃げ出そうとすると、
養父が長男の頭に
回し蹴りをして止めをさし、

長男は「うう」といううめき声を
上げて倒れた。

しかし両親は大げさな演技だと
相手にせず、
さらに医師に見せることで
虐待が発覚することを恐れて放置。

同日午後1時頃、
長男は脳内出血で死亡。

両親は遺体をゴミ袋に入れて
運河に投げ捨て、
逃走したが逮捕された。

3.苫小牧児童物置遺棄事件

苫小牧市の自宅に幼い長男と
三男を1か月以上放置し、
三男を死亡させて遺体を
遺棄した。
出典:

事件は山崎被告が06年10月30日、
自宅に鍵をかけた時から始まる。

山崎被告は長男と三男の
存在を疎ましく思い、
部屋に放置して餓死させることを考えた。

山崎被告はチャーハンを
食べさせたあと、
12月初旬まで交際相手の家に
行ったままで2人を放置。

1か月間以上あとに再び
自宅の鍵を開けるまで、

2人の幼子は飢えのなかで苦しんでいた。

幼い三男は餓死したが、
長男は生の米や生ゴミ、
冷蔵庫にあったマヨネーズを
食べて命をつないでいたという。

山崎被告は長男が生きていることに驚き、

長男は「ママ、遅いよ」と
駆け寄ってきたと証言している。

その後、山崎被告は三男の遺体を
交際相手の家にある物置に遺棄した。

自分を放置したにも係らず
「ママ、遅いよ」と駆け寄る長男の姿は
なんとも哀れだ。

しかし、生きていた長男にとっては、
弟の遺体を横に生活した体験は
地獄ともいえる。

4.3歳児段ボール箱内餓死事件

愛知県武豊町の会社員(当時21歳)が、
半田署に「長女が部屋で死んでいる」
と届けた。

亡くなっていた長女X子ちゃんは
司法解剖した結果、
死因は餓死とわかり、
同日夜にAと妻B子(当時21歳)が
保護責任者遺棄の容疑で逮捕された。

一家は夫妻とX子ちゃん、
長男(1つ)の4人暮らしだった。

2人は長男が産まれた99年6月ごろから
長女の面倒を見なくなった。

同年7月の1歳半検診ではX子ちゃんは
極端に痩せていて歩けなかったが、

そのことについてB子は
「普段はしっかり歩ける」と主張していた。
 
00年8月、病院が
「極度の栄養失調状態」と診断し、
入院をすすめたが夫妻は
なぜかこれを断っている。

そしてX子ちゃんが疎ましくなり、
11月頃から3畳間にとじこめ、
さらに段ボールに入れて蓋をして放置、
箱から出ようとすると殴った。
 
死の直前、X子ちゃんは
箱から出ようとしなくなり、
食事も口にしなくなったという。

3歳児の平均体重は12~15kgだが、
死亡時のX子ちゃんの体重は
わずか5kgだった。

 
虐待が暴力だけでなく、
ネグレクト(育児の怠慢や放棄)
というかたちもあることを
世に知らしめた事件だった。

5.宮古島市幼児虐待事件

生後まだ3年ほどの小さい女の子

自宅アパートの玄関付近で
長女(3)を床に突き倒すなどの
暴行を加えて頭部損傷を負わせ、
死亡させた。

死因は頭部打撲による
頭蓋内損傷だったが、
手足や頬に1センチ弱の
皮下出血の痕もあったという。

容疑者は家族6人暮らしで、
6月中旬ごろ沖縄市から
宮古島市に移住。

県警によると事件当時、
妻は居間にいて犯行を目撃しておらず、

調べに対し

「2回ほど殴るような音が聞こえ、
玄関付近から娘がうつぶせの
状態で床に投げ出されたのを見た」

と話している。
長女がけいれんしていることに気付き、
119番通報した。

一方、容疑者は
「倒れる時にテーブルの角に頭を打ち、
その後、床に頭を打った」

などと供述しているという。

コザ児童相談所や県警によると、
4月下旬には長男が頭を一針縫う
けがをしており、

5月にも「夫が長男にけがをさせた」
と妻から通報が寄せられていた。

県警によると当時、
妻が被害届を出すことを拒み、
事件化しなかった。

6.大阪3歳児衰弱死

難病を抱える長女(3)に
十分な食事を与えず
衰弱死させたとして、

大阪府茨木市の大工の義父(22)と
無職の母親(19)が
殺人容疑で逮捕された。

長女は発見時3歳10カ月。

普通であれば15キロ程度
あるはずの体重は、
半分の約8キロしかなかった。

骨が浮かぶほど極端にやせ細り、
髪は抜け落ちていた。

死因は低栄養による衰弱死

空腹に耐えかねたのだろうか、
腸内からアルミ箔や
タマネギの皮などが見つかった。

それだけではなく、
顔面や頭部には打撲痕が見つかり、
硬膜下血腫などの
けがも確認された。

自宅周辺では、
女児が真冬に玄関前に裸足で立たされたり、
ベランダの手すりに
両手を粘着テープで
結びつけられたりする姿が
目撃されていた。

7.西淀川区女児虐待死事件

同居男性と女児母親は
2009年3月中旬以降、
被害女児に対して深夜に及ぶ
非常に激しい折檻を毎晩
長時間にわたって加え続けた。

木刀やプラスチック製バットで殴打する、
ドアに叩きつけるなど。

また、毎晩ベランダに締め出し、
寒空のもと防寒・寝具なしで
寝ることを強要した。

被害女児は硬く冷たい床に
シート1枚という劣悪な環境下に
連日晒された。

1日の食事は残り物の白米で作った
塩などの味付けの無い
おにぎり1つのみ、

もしくはバナナ1本のみしか
与えられず、栄養失調状態

また、水分摂取も著しく
制限された。

度重なる暴行により、
試合後のボクサーの様に
内出血で変色したまぶたや
赤黒く腫れ上がった顔面を

「すごいな、死人みたいになってる」
と言いながらデジカメで撮影

そしてベランダで衰弱死している
被害女児を同居男性が発見し、
遺体を山中に埋めた。

8.名古屋昭和区幼児虐待事件

4歳の男児が、
母親の交際相手の高校生に
暴行され死亡した事件。

逮捕された高校生は
「力いっぱいけった」と供述し、
男児が壁にぶつかり飛んで行ったという。

男児は、母親の恋人(当時18歳)の
暴力に耐えきれなくなったのか
たった4歳で

「埼玉のおじいちゃんの所に行く」

と自宅最寄駅の地下鉄御器所駅で迷子になり、
保護されていた事もあった。

Tシャツに半ズボン姿で、
背負った黄色いリュックの中には
替えのシャツと靴下、
たくさんのちり紙が入っていた。

この時期、高校3年生の男子生徒が
頻繁に男児宅に泊まり込むようになり、
夜の公園で男児が一人でいるところを
目撃されたりしている。

亡くなる直前には保育園で

「お母さんと一緒にお風呂に入ったり、
一緒に寝たり、
抱っこしてもらいたい。
園長先生お母さんに言ってくれない?」

と母親の愛情を求め、
園長に訴えていた。

因みにたくさんのちり紙を
リュックに入れていたのは、
たくさん泣いてもいい様に
との事だった

9.愛知2歳女児せっかん死事件

愛知県稲沢市の主婦A子(当時25歳)が、
4日間かけて次女(2つ)の
頭や顔を殴るなどのせっかん。

次女はぐったりして翌日死亡した。

A子は3月に傷害致死容疑で逮捕された。

A子は前年、長女(事件当時5つ)を
連れて夫(事件当時27歳)と再婚。

次女は夫の連れ子で、
4人暮らしだった。

だが次女が自分になつかず、
言うことを聞かないので
手を出したという。

10.横浜1歳児虐待死事件

横浜市の大岡川に、
1歳から2歳ぐらいの男児の
死体が浮かんでいるのが発見された。

死因は頭蓋骨内出血で、
ほぼ全身が焼かれていた。

市内の無職男(当時33歳)を
殺人、死体遺棄容疑で逮捕。

殺害された男児は同居していた
女性(当時21歳)の連れ子(1歳7ヶ月)で、

前年11月頃から女性と
結婚しようとしたが、
両親に子どもがいるとは言えず、
邪魔になった。

2月22日に自宅で男児の頭を
握りこぶしで殴ったり、
体を投げ上げて床に落としたり、
蹴ったりして殺害した」と供述。

児童虐待の現状

虐待による死亡事例は
年間50件を超え、

1週間に1人の子どもが
命を落としています

今回の船戸結愛ちゃんの
事件でも、

児童相談所と警察の
連携不足が指摘されています。

なかなか難しい判断ですが、

少しでも虐待で辛い思いを
している子供が
居なくなってほしいですね。

コメント

3
  • 1. リタくん大好き人間
    2021-08-20 21:07:16 [通報]
    ぎゃくたいをするということは親失格だと思います。まず、ぎゃくたいをしようと思わないと私は思います。
    小学生がこんなことを言うのは余りいやなんですが、罪もない子ども、赤ちゃんが殺されたりするのはおかしいと思います。 私たち子どもは、ストレス発散道具ではないので私達にぼう力をふるのはやめてほしいです。
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  • 2. リタくん大好き人間
    2021-08-20 21:07:20 [通報]
    ぎゃくたいをするということは親失格だと思います。まず、ぎゃくたいをしようと思わないと私は思います。
    小学生がこんなことを言うのは余りいやなんですが、罪もない子ども、赤ちゃんが殺されたりするのはおかしいと思います。 私たち子どもは、ストレス発散道具ではないので私達にぼう力をふるのはやめてほしいです。
    2
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  • 3. リタくん大好き人間
    2021-08-20 21:07:21 [通報]
    ぎゃくたいをするということは親失格だと思います。まず、ぎゃくたいをしようと思わないと私は思います。
    小学生がこんなことを言うのは余りいやなんですが、罪もない子ども、赤ちゃんが殺されたりするのはおかしいと思います。 私たち子どもは、ストレス発散道具ではないので私達にぼう力をふるのはやめてほしいです。
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