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認知症で思い出を失った妻と夫の「二人だけの朗読会」が感動と話題に!

2018/05/13 UPDATE
 
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認知症になった妻へ読み聞かせた本とは?

作者は、イラストレーターの「羊の目。」
(@odorukodomo8910)さんです。

認知症でほとんどの記憶をなくしてしまった妻へ
かつての約束通り、

妻が大好きだった本を読み聞かせる夫。

最後のページをめくり終えると、
思わぬ結末がまっていました。

「ふたりだけの朗読会①」

「ふたりだけの朗読会②」

(ここで改ページします)

最後のページには…

「愛してるわ。妻より」

最後まで読んでみると、

1コマめの妻は、自分が認知症になり

まるでこうなることを

分かっていたかのように感じますね。

作者さんが描いたきっかけ

「まずは『二人だけの朗読会』

というタイトルが思い浮かんだんです。

悲しいだけの話で終わらせるのではなく、

最後は何かを持ってきたかったので、

まずラストシーンから決めました」


「子どものころ、紙芝居や絵本の

朗読会のたびに「もうすぐ終わりか。さみしいな」

と感じていた経験と、

認知症で大切な記憶が

なくなっていくというテーマを

リンクさせて描くことにしました。」

一番苦労したのは

ラストシーンを読み終えた後に

最初のコマに戻ると、

また違った感覚で読むことができます。

「無限ループ的に話がつながる要素を

入れてみました。

このことに気づいてくださった方がいたのが、

うれしかったです」


「描く上で一番苦労したのは、

妻が「まだ続きがありませんか……?」

と話すシーンだったといいます。」


「続きがあることに気づくきっかけを

どう描くか。予定調和的ですが、

かすかな記憶をもとに妻が

呼びかけるのがいいかなと思い、そうしました」

と、話しています。

Twitterでも感動する人が続出!

まとめ

なんとも奥が深い漫画ですね。

短いながらも、何度も読み返したくなる。

そんな漫画です。

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