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フクロウカフェ元従業員の内部告発により劣悪環境が発覚……もはやフクロウが奴隷……

2018/04/24 UPDATE
 
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フクロウカフェ

フクロウカフェというのは、いわゆる猫カフェのフクロウバージョンです。

ある店ではおよそ20羽ほどのフクロウが飼育されています。

中では飲み物を飲みながら、自由にフクロウに触ることができます。

フクロウなんて普通では触ることができませんから、なかなか体験できないサービスですよね。

フクロウはどういう風に飼育されているの?

全てのフクロウは足にリーシュというものが括られています。

人間でいう足かせみたいなものです。

これによって、フクロウは飛ぶ範囲を制限されます。

さらにフクロウは10時間以上触られ続けます。

これを人間の尺度で考えればどうでしょうか…

10時間以上、触られ続けるというのはあまりに辛いですよね…

営業中はえさをほとんど水もエサも与えられていない

営業中はほとんどえさを与えられることはないそうです。

水すら与えられることはほとんどありません。

これは水を与えると糞尿の量が増えるからだと言われています。

人手不足や、業者が必要ないと言っているからだとも。

どうやってフクロウを手に入れたのか?

フクロウカフェでは珍しいフクロウもいます。

これをどういった経緯で手に入れたのか。

それはフクロウの巣から生まれる前に乱獲していたからなのです。

珍しいフクロウを飼うことで店の売上も、集客力も上がりました。

フクロウは、ストレスに弱い生き物ですが…

実はフクロウはストレスに弱い生き物です。

足をくくられているという状況、10時間以上の労働、

まともな食事も与えられない、温度管理もできてない。

そんな状況では命を落としてしまうのも無理はありません。

もちろん全てのフクロウのオーナーがそういった環境で営まれているわけではありません。

しかし、このような環境が存在するというのは真実なのです。

死んだフクロウはどうするの?

「お迎えが来て新しい飼い主さんに引き取られた」とお店のホームページで虚偽の報告をされ、
亡骸はその都度裏の空き地に埋められていたそうです。

剥製……あまりにむごいですね。

フクロウをかわいいかわいいと愛でているのもいいとは思いますが、

その実態にはこんな闇があったんですね。

思いの他、残酷な現実がありました。

私たちにできることは?

アニマルウェルフェアという考え方があります。

これは動物福祉と呼ばれ、ヨーロッパで発展してきた言葉です。

動物には動物本来の取るべき行動があり、それを阻害してはならないという考え方です。

いくら生まれてからずっと部屋で飼われているとはいえ、アニマルウェルフェアを考えるべきです。

弧を描いて飛べるだけの十分な広さ、高さの中に、複数の止まり木、水浴びができる人工の池や容器を用意する。他の種類のフクロウと同じ空間を避け、同じ種で空間を共有させる場合でも、お互いの視界を遮断できるようにする。拘束具などの装着物の使用は一時的のみに限定すること等が最低限必要であるとされる。

別にフクロウカフェに行かないことが反対運動につながるわけではありません。

私たちにできることはただ「知る」ことです。

和やかなフクロウカフェに潜む側面を知り、

あなたが知っているフクロウカフェはその対策をきちんと行っているのか、

それをしっかりと見極めなければなりません。

全てが悪いというわけではありません。

一度全てを見直すことが重要になってくるでしょう。

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