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『小保方晴子日記』出版に関して、故・笹井教授の奥様の談話とは??

2018/04/17 UPDATE
 
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小保方晴子日記

2014年、STAP細胞に関する論文がネイチャー誌に掲載され、大きなニュースとなりました。

STAP細胞というのは、「刺激惹起性多能性獲得細胞」の英語名の略称であり、様々な細胞に分化できる「万能細胞」を外部からの操作によって生み出すことができるのではないか、というところから研究されているものでした。

日本におけるその一連の研究に携わっていたのが、「リケジョ」としても大々的に喧伝されていた小保方晴子さん。

その後、論文が捏造とされるなどの問題が噴出し、STAP細胞に関する話題は下火となっていき、小保方さんも一線を退いたのです。

その小保方さんが、近著『小保方晴子日記』(中央公論社)にて、一線を退いてからのことを記しています。

他方、小保方さんの元上司である笹井芳樹さんが自ら命を絶たれるという痛ましい事件も起きました。

それに関して、女性週刊誌『女性自身』が笹井さんの奥様であるAさんへ取材に赴いたとのことです。

引きこもり状態からの立ち直り

『小保方晴子日記』によれば、理研退職後、小保方さんはしばらくのあいだ家に引きこもっており、日々死ぬことやその方法について考えを巡らせていたといいます。

しかし16年1月に講談社から『あの日』を上梓することで、胸のうちにわだかまっていた思いを外部へと表現することができたのだそうです。

やがて、身の回りを整えることに意識を向けられるようになり、ファッションや化粧品といったものへの関心も戻ってきたのです。

そんな彼女の現在についてさらに詳しく知りたい方は下記URLをご参照ください!!

(ここで改ページします)

笹井さんの奥様の話

かつて『女性自身』が笹井さんの奥様へ取材を行った時は、ずっと硬い表情のままであり、『あの日』についても、小保方さん個人の心情を綴ったものであれば読みたくはない、と述べていました。

ですが、今回については、小保方さんからの連絡はまだない、とした上で、「連絡することは大変なことだとは思います」と一定の理解を示しました。

「たとえば、交通事故で人の命を奪ってしまった人が遺族に謝罪に行くのはすごく勇気がいること。それと同じような大変さはあるので……」

表情は柔らかくなっているものの、本来自ら命を絶ったはずの笹井芳樹さんについて、小保方さんを交通事故の加害者に喩えるということは、事実上「殺められた」と指弾しているも同然といえ、奥様の怒りは今なお続いていることがうかがわれます。

いろいろな人間を巻き込んだSTAP細胞事件。

再生医療等に役立てようという研究が、このように今でも尾を引いているのは残念ですね。

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