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オトナ本を持ってレジ行くと割込まれ「お待ちの方どうぞ~」→可愛い女子店員に。「へぇ~、男性専門じゃなかったんだ」→結果、付録で彼女がついてきた

オトナ本を持ってレジ行くと割込まれ「お待ちの方どうぞ~」→可愛い女子店員に。「へぇ~、男性専門じゃなかったんだ」→結果、付録で彼女がついてきた
2018/04/12 UPDATE
 
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オトナ本を持ってレジ行くと割込まれ「お待ちの方どうぞ~」→可愛い女子店員に。「へぇ~、男性専門じゃなかったんだ」→結果、付録で彼女がついてきた




コンビニでオトナ本を持ってレジ行くと、

ウザいオバサンに割込みされた!



オバサンは割込みしたくせに、

悪気もないようにおでんを

何本も注文し始めた・・・



オトナ本を手に持っている俺は、

レジ前で長らく待たされ、

怒りよりも恥ずかしさが

段々と込み上げてきた。



1分くらい待った後に、

隣のレジにようやく別の店員が。

「お待ちの方どうぞ~」



可愛い女の店員だった。





店員

「へぇ~、〇〇君でも、 こういうの読むんだね。 ホモじゃなかったんだ(笑)」



「えっ!?あへっ!?」


イキナリ名前を呼ばれ、ホモ扱い?

されて、完全にテンパった俺。


「あ、大学のゼミの参考資料だからさ」



テンパって顔を上げると、

どこかで見たことがある顔。



そういえば大学で時々見る娘だった。



でも直接の接点もないし、どうして

俺の名前を知っているのか疑問だった。



しかもホモって・・・



どうやったらオトナ本が

建築学科のゼミの資料になるのか

教えて欲しいよ。



こんな最低の出会いだが、



その結果・・・

(ここで改ページします)

付録で彼女がついてきた



レジで俺の前に割り込み、

おでんをたくさん注文したオバハン。



当時は心底恨んでいたが、

今では感謝している。



しかも、何を血迷ったか

バリバリの体育会系に入部したため、

ますます女子との接点はなかった。



部活仲間には何度も合コンに誘われたが、

俺が女性と交わせる言葉は

「ああ」

「うん」

くらいなので、

ハードルが高すぎて行けなかった。



そんな俺の楽しみは、

たまのオフに自転車で

少し遠めのコンビニに行き、

当時お世話になっていた

オトナ本を買いに行くことだった。



ある日、たまたま立ち寄ったコンビニで、

おっさんの店員しかいない事を確認し、

他の客もいなかったので、

すかさずブツを持ってレジに向かった。



しかし、いきなりどこかのオバハンが

「今日も来たわよ~」

とデカイ声を出しながら入店し、

俺に割り込む形でレジの

おっさんの前に立ち、

あれこれ雑談しながら

おでんを10種類近く注文しやがった!



その間、オトナ本片手に、

行き場を失って

オバハンの後ろに並んで立っていた俺。

(ここで改ページします)



ちなみに、この女子店員、

今の俺の嫁っすww



俺は当時21歳の大学生。



中学・高校と男子校だったため、

対女性スキルは小学生から変わらず。



大学も工学部だったので、男女比が10:1



不幸なことに、いつもは

カモフラージュ用の新聞や

ジャンプに挟むようにしていたが、

今回は早期決着を見越して単品のブツのみ。



非常にきまずい。



そこでおっさんは余計な気を遣いやがった。



呼び出しボタンか何かを押したんだろう。

バックヤードから店員が出てきた。



しかも若い女性。



あの事件当日は、そうとう落ち込んだ。



新刊のブツを入手した日には

必ず最低3回は抜くことが決まりだったが、

とてもそんな気分にならなかった。



大学も行きたくなかったが、

彼女とは会わないように

避け続けて講義を受けた。



しかし、ある日俺は彼女につかまった!

「先日はどうも」



と言って、頭をかいて

やり過ごそうとしたが、

ニコニコして

「話がある」



と言われ、お茶することになった・・・





喫茶店までの道中、

一言も会話がなく、

非常に非常にきまずかった。



早く俺を解放してくれ!



と俺の心が何度も叫んでいたが、

彼女の後をついていくしかなかった。




そして、喫茶店に入り、開口一番

「〇〇君って男性専門じゃなかったの?」



と尋ねられた。



リアルに氷水をフイタ俺。

「何じゃそりゃー!?」



と、思わず素になって叫んだww



どうやら俺が男性専門というのは

大学でも有名な話のようだった。



どこが情報源か尋ねたが、

どうやら状況証拠が積み重なって

自然に認定されたとのこと。



理由1:女性に対しては

ぶっきらぼうなのに、男とは仲が良い

(※対女性スキルが小学生なだけです)



理由2:女性からのスキンシップ

を過剰なまでに嫌がる

(※免疫ないだけですから)



理由3:彼女がいない

(※どうせいない歴21年の魔法使いですよ)



理由4:学校一美人と言われる

〇さんのアプローチを断った。

最後の理由4を聞き、

「何じゃそりゃー!?」



再び叫んだ。



それについては、

全く身に覚えがなかった・・・



そこから色々と話を聞きだした。

(ここで改ページします)



アプローチされたことなんか

なかったと反論した。



しかし、Oさんは何度も俺に迫ったのに

ダメだったということだった。



確かに何度か話かけられたことはあったが、

あまりにもキレイで緊張するので、

会話の内容も全然覚えていない。



ただクールを装って

ぶっきらぼうに返事していたと思う。



そのことを正直に彼女に話した。



すると彼女は目を見開いて驚き、

「なるほどね~」



と大笑いし始めた。



とりあえず、男性専門という

誤解だけは解きたかったので

その後は必死になって話した。



既に彼女にはみっともない姿を

見られているので、開き直って

洗いざらい話した。



不思議と、緊張することなく

普通に話せた。



むしろ、今までそのような

立ち入った話は男友達とも

したことがなく、自分が初めて

心からのコミュニケーションを

他人ととれたような気がした。



最後の方には軽口を

叩きあえるようになり、

俺は心から彼女との会話を楽しんだ。



んで、色々とあったのだが、

俺は彼女によって初めて

人とのコミュニケーションを教わり、

人生が変わったという恩義と、

それ以上に彼女の事が好きになった・・・


(ここで改ページします)



そして、こちらから告白し、

めでたく交際を開始してそのまま結婚、

出産へと至る。



今でも、嫁はオトナ本の件で

俺をいじってくる。



また、時折

「あの時Oさんと付き合えたら どうなっていたんだろうね?」



と尋ねてくるので、

「たとえあの時Oさんと付き合えても、 きっとうまくいかなかったと思う。 A子(嫁さんの名前ね)と 出会えたからこそ今のこの俺がいるし、 A子から大切なことを教わらなかったら つまらない男のままだったと思うよ。」





と答えている。

すると、嫁は

「えへへー」



って笑って抱きついて来るんだよ。



可愛いぞコンチクショー!!!



以上、恥ずかしいけど実話です。



酒の席でファーストキスはゼミの女先輩

(彼氏持ち)に奪われるは、家庭教師先

では女子中学生が保健体育の実技指導を

求めてくるは、バイト先の打ち上げで

30代独身女性にお持ち帰りされて

襲われかけるは、結構悩んだので、

嫁に相談して色々と助けてもらいました。



「初めて」だけは何とか死守し、

無事嫁にささげることができました。

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