「春」と言えば、桜。
そして出会いと別れのシーズンでもありますよね。
先月3月に行われた福井県立大野高等学校の卒業式では、通常の卒業式とは一風変わった「親」から「子」へのサプライズが贈られたと話題になっています。
親元を離れ旅立つ子どもたちを祝おうと、親たちが密かに用意していたサプライズとは!?
「春」と言えば、桜。
そして出会いと別れのシーズンでもありますよね。
先月3月に行われた福井県立大野高等学校の卒業式では、通常の卒業式とは一風変わった「親」から「子」へのサプライズが贈られたと話題になっています。
親元を離れ旅立つ子どもたちを祝おうと、親たちが密かに用意していたサプライズとは!?
3月3日に行われた福井県立大野高等学校卒業証書授与式でのこと。
予定通りに式は進み、卒業生たちは卒業証書の授与、「仰げば尊し」と「校歌」の斉唱を終えて式も終盤に差し掛かった頃。
あるアナウンスが!!!
「卒業生のみなさんは後ろを向いてください!!!」
アナウンスされた通りに後ろを向く卒業生たち。
するとそこに映像が流れ始めたのです。
式のリハーサルにはなかったまさかの状況に戸惑う卒業生たち。
言われた通りに後ろを振り向くと…。
そこには親たちが一生懸命歌を練習している映像が流れ始めたのです。
出典: iinee-news.com
思わずざわつく卒業生。
そんな卒業生をよそにメロディが流れ始め、親からのサプライズが始まったのです。
「大野へかえろう」
作詞を手掛けた日下さんは旅立つ卒業生たちに「耳に残る歌としてまちの魅力を届けることで、いつかはここに帰ってきたいと思ってもらうことができる」と詩に込めた想いを語っています。
親たちからのまさかのサプライズに卒業生は、
「大野から出るのがちょっと嫌になりました」
「歌を聞いて改めて大野って自然に恵まれているし、いい人ばっかりだよなって思いました。いつか絶対戻ってきたいです。」
と式典後に語っていました。
また、このサプライズを間近で見ていた在校生からは、
「来年歌われたらやばい!」
「お母さん来年歌って!」
と大きな反響がありました。
進学や就職で地元を離れることも多い大野高等学校の卒業生。
別れは悲しいものですが、地元愛溢れる素晴らしいこのサプライズは新たな人生への一歩として1人1人の心にしっかりと響いたことでしょう。
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