淡くどこか懐かしい気持ちにさせてくれる「耳をすませば」は子どもから大人まで幅広い層に愛される映画の一つである。
今回は、そんな「耳をすませば」の知られざる裏設定を紹介します!
淡くどこか懐かしい気持ちにさせてくれる「耳をすませば」は子どもから大人まで幅広い層に愛される映画の一つである。
今回は、そんな「耳をすませば」の知られざる裏設定を紹介します!
実はこの映画…
柊あおい氏原作の少女漫画をもとに製作されていたのです。
さらに原作と映画では様々な違いがあるのだとか…
まずは、のちに雫にとってかけがえないのない存在となる天沢聖司
映画で彼はヴァイオリン職人を志してイタリア留学を決めるのですが、原作では画家になる設定。
何故設定が違うのかというと、映画化するためにはもっとスケールの大きい夢が理想的であったのと
主題歌「カントリーロード」を歌うシーンのために必要だったという経緯からも、ヴァイオリン職人を目指す少年に変えられた。
さらに映画は、雫と聖司、そして友人たちは中学3年生という設定ですが、原作では1年生。
こちらも将来の進路を考える時期として、3年生のほうがふさわしかったからとのこと。
思春期の葛藤を表現するには、もっと年長である必要があったため登場人物の年齢が変更になった。
加えて、映画に出てくるぽっちゃり猫のムーンの毛色にまつわる裏設定も見つかりました。
それはジブリの別作品「魔女の宅急便」とリンクするのですが、既に黒猫・ジジの存在を意識してか急遽ベージュ色に変わったという話。
ちなみに原作版のムーンにはお姉さんにあたる「ルナ」という猫が存在します。
注意深く映画を観ていった先に、驚きの共演があると嬉しいもの。
「耳をすませば」でも様々な隠れキャラとの共演が!
例えば雫の部屋にはキキの人形が飾られています!
「魔女の宅急便」のキキですね
これはジブリファンであれば知っている人も多いのではないでしょうか。
雫がよく通う図書館には『TOTORO』と題された本があることも有名な裏設定の一つ。
図書館のシーンでじっと目を凝らせば見つかるかも?
さらには聖司とその家族が営む「地球や」にて。
修理中の時計に“Porco Rosso”(紅の豚)と書かれた時計盤があることや、人形作る職人の机の上にトトロの置物がしれっと置かれていたり…
甘酸っぱくもさらりとしたストーリー展開が魅力の「耳をすませば」ですが、こんなに裏設定や「裏共演」がなされていたとは驚きですね!
また見返してみたら、新たな発見があるかも…?
うちでは 腐らせたな