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女児からの冷静な意見にモンスターペアレントもたじたじ!?その内容とは…??

2018/01/29 UPDATE
 
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モンスターペアレント

小学校の頃、ホームルームのことを「朝の会」「帰りの会」などと呼び、担任の先生からの連絡事項や各種委員からの伝達といったことが行われていました。

その中で、学校によっては、児童からの「今日あった出来事」を何人かに発表させるという取り組みがなされているところもあるといいます。

今回ご紹介するのは、帰りの会でのやり取りに関し、女子に問題行動を指摘された男子が先生に叱られると、その男子の親がクレームをつけてきたという事案です。

モンスターペアレンツなどとも呼ばれる「クレーマーたる親」。

いったい、どういうことだったのでしょうか。

「帰りの会」での出来事

Aさんは小学校教師をしている男性。

ある日のこと、彼は「帰りの会」で、Cさんからの意見発表を聞くこととなりました。

その内容とは、以下のようなものです。

「今日、うさぎ小屋の当番でお昼休みに小屋の掃除をしていたら
 Bくんが掃除をせずに違う友達とサッカーをして遊んでいた。

 Bくんに注意するとボールを顔に投げられて鼻血が出た。
 わたしにボールを投げた事はもう怒っていないけれど、一緒にうさぎ小屋の当番をやるはずなのに、うさぎさんが可哀想だ。
 二人でやればもっとうさぎさんのお部屋をキレイにしてあげられたはず。

 Bくんだけではなく、みんなもうさぎさんの事を考えてちゃんと当番の人は責任を持ってやってほしい」

これを聞いたAさんは、事実をBくんにも確認し、反省の色が見えなかったために大声で叱りつけました。

すると、翌日とんでもない事態となったのです。

(ここで改ページします)

翌日の朝

次の日の朝、職員室に現れたのは、Bくんの母親。
彼女はクレームを付けてきます。

「大きな声で怒鳴ったら子どもが恐がる事くらいわからないのか!?
 これは体罰です!
 うちの子に土下座して謝れ!」

校長や教頭、学年主任にAさんを巻き込み、事実確認にCさんも同席する中、Bくんの母親は激昂しました。

するとCさんが口を開きました。

女児からの冷静な意見

「Bくんのママも私と同じ女の子なのに、男の子に叩かれたり物を投げつけられたりしたら嫌で悲しい気持ちにならないのか?
 悪い事をしたBくんを怒ったA先生が悪くて、謝らなきゃいけなくて、ボールを投げつけてきて、謝らなかったBくんは謝らなくていいのか?
 それを注意し、教えてくれるA先生に怒るBくんのママは変だと思う」

Cさんの意見に、その場の大人たちは何も言い返せなかったとのこと。

自分の子供が可愛いのはおかしくないですが、それと我が子が掃除をせずに同級生を傷つけ、叱られたことに対しクレームをつけるのとはまったく別です。

子供のほうが冷静な指摘ができるというのは、情けないことでもあります。

家庭内での教育も大事なものですので、ご両親はきちんとダメなものはダメと教えてあげられるようにすべきですね。

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