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貴乃花親方は、虚言壁があるのか?

2018/01/18 UPDATE
 
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 ある親方がこう言っている。日馬富士暴行事件の対処から理事を解任された貴乃花親方(45)に関して・・・「よくもまあ、イケシャーシャーと、これだけ自分に都合の良いウソばかり、並べ立てられるもんだな」とあきれ気味!!

大相撲1月場所3日目は、稀勢の里が逸ノ城に一方的に寄り切られて2敗目を喫したかと思えば、白鵬は北勝富士に押し出されて初黒星。横綱3人のうち2人が敗れる波乱の土俵だったが、土俵外で親方連中がアキレているのは貴乃花親方の言動だ。

 中でも12月28日の理事会で貴乃花親方が配布した文書に端を発する事実誤認、ウソはヒドといったもんじゃない・・・

一部夕刊紙や週刊誌は理事解任が決定した4日の評議員会では、くだんの文書が問題になったと報じている。貴乃花一門の大嶽親方が「文書には貴乃花親方が執行部に『マスコミがたくさんいて貴ノ岩が部屋から出ることが出来ない。なので診断書も出せない』と説明して了承を得たと書かれているが事実か?」と質問。それに対して八角理事長が「そんなことあるわけがないだろう! マスコミが邪魔なら救急車でも呼べばいいじゃないか!」と声を荒らげ、ひるんだ大嶽親方は解任決議に賛成したかのように書かれている。

しかし、事実はまったく異なる・・・貴乃花親方に対して再三、貴ノ岩休場の診断書を提出するように要求していたのは他ならぬ執行部側なんだって・・・
了承するはずがないと複数の幹部が否定している。「マスコミが張り付いていて具合の悪い貴ノ岩を部屋の外に出せない」という貴乃花親方に、八角理事長が「そんなに具合が悪いなら救急車を呼んででも病院に連れて行くべき」と言ったのは事実だが、これはあくまで貴ノ岩が聴取に応じず、診断書も出さないことから生じたやりとり。聴取に応じられないほど具合が悪いなら病院に入院させるのが筋だし、そうすれば診断書も出せるだろうというのが執行部側の言い分だ。文書はあまりにも自分に都合の良い解釈をしているうえ、明らかに事実をねじ曲げている。評議員会で八角理事長が否定したのは当然だし、それでひるむ大嶽親方も大嶽親方だ。

 貴乃花親方の文書に関していえば、そもそも大きな事実誤認がある。一部メディアは「協会執行部にとって都合の悪いことが書かれているから回収された」と報じている。「全容判明」などと鬼の首を取ったかのように騒いでいるものの、真相はまったく逆。文書の回収は、あくまでも貴乃花親方側の要望だった。

 さらには12月28日の理事会についてだ。週刊新潮によれば、貴乃花親方は当時の様子についてタニマチにこう話したそうだ。

さらには12月28日の理事会についてだ。週刊新潮によれば、貴乃花親方は当時の様子についてタニマチにこう話したそうだ。

「私は協会側に対して、処分理由の説明を求めた。しかし、周囲の理事から『今更そんなことを聞いてどうする』『なんでそんなことを聞く必要があるんだ』と横やりが入った。そんな状況に呆れ『もういいです』と言った」

 これもウソだ。理事会に出席したある理事によれば、「貴乃花親方は例によって『はい』とか、『ありません』などの単語は発したが、自ら処分理由の説明を求めたりはしていない」という。貴乃花親方はタニマチとやらにデタラメを話したことになる。

やっぱり尋常じゃな・・・い


 鳥取県警に被害届を提出後、協会に報告をしなかった理由について貴乃花親方は「県警から協会に連絡が入った時点で報告義務は果たした」と言いながら、「貴ノ岩ではなく別の部屋の力士だったら報告したかもしれない」とも話している。発言が二転三転したうえ、「事態の把握をしなければ、協会には報告のしようがない」との言い訳に至っては論外。「報告義務は果たした」「別の部屋の力士だったら」という自身の発言とも矛盾する。おそらく貴乃花親方自身、何をしゃべっているのか理解できないのではないか。

 危機管理委員会はかねて、貴乃花親方の意見、考えが週刊誌や一部スポーツ紙に掲載されていることに不信感を抱いていた。12月25日の聴取では「本人が話さずに周囲に話させるのはどうか」と苦言を呈されるも、貴乃花親方はこう反論した。

「一切、そういう人に話したことはないし、話すよう指示したこともない。週刊誌の取材を受けたこともない」

 しかし、その発言が出た後に「激白」記事を書いた週刊新潮、週刊文春ともに「記事に掲載した通り」と貴乃花親方の発言を全否定。フライデーも発言後に「激白5時間」と題し、貴乃花親方から長々と話を聞いた支援者の話を掲載している。

 我田引水、事実を自分に都合良くねじ曲げ、追い込まれるとつまらないウソがポロポロ出る。漫画家のやくみつる氏はさる12日に出演したフジテレビ系の「バイキング」で、貴乃花親方について「その場を取り繕って否定するのは用心深いのか癖なのか、そういうところはある」と分析した。

 それはつまり、世間一般で言う「虚言癖」ではないか。これにはさまざまなタイプがあるが、顕著なのは自己防衛本能が強いこと。やたらとプライドが高く、傷つくことに耐えられないから、自身を正当化させるためのウソを平気でつく。そうやってウソをウソで塗り固めてきたということになりそうだ。

支援者も、ファンもまともな解決策をのぞんでるし・・・

理事選はどうなるのだろう・・・

楽しみな理事選!!

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