2016年8月に、かつて『アジア最高齢の少女』と呼ばれていた実年齢19歳の少女が亡くなりました。
少女の名は「Ana Rocelle(アナ・ロシェル)」
彼女は「ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群」という先天性の病を持って生まれ、人よりも約10倍ほどの早さで肉体が老化していくという症状に悩まされながらも、自分の病気と真摯に向き合い、この病気の患者の平均寿命を約6年も上回る19歳という年齢でその生涯を終えました。
新生児において約400万人に1人、幼児期を通じて約900万人に1人の頻度で発症するとされている。生後6か月〜24か月に好発するとされ、発症の男女比は1.5対1と男児に多く根本的な治療法は見つかっていない。
本症は重篤な心機能障害や脳血管障害を招きやすく、平均寿命は約13年で「アシュリー・ヘギ」さんの17歳が最高齢でしたが「アナ・ロシェル」さんが最高齢となりました。
▼アシュリー・ヘギさん
出典: mbfunerals.com
同級生に心無い言葉を浴びせられることがあっても学校に通い続け、家計が苦しい時には自らが働いて母を助けるなど、障害をものともせず力強く生き抜く彼女の姿には、多くの人々に力を与えたといいます。
アナの誕生日パーティーには、アイドル・歌手・女優など、彼女のために有名な芸能人が多数出席したのだそうです。
死亡時の彼女の肉体年齢は約150歳に相当していたそう。アナが亡くなる約2年前に撮影された彼女の写真がコチラ。
出典: i1.wp.com
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