出典: lumiere.life
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タバコを吸うのは、
百害あって一利なしと言いますが
メリットとして語られるものも存在します。
そのタバコを吸って得られるメリットは
本当なのかどうかをを掘り下げてみたいと思います♪
一時期、喫煙によってアルツハイマー型認知症の発症率が
抑えられるという説がありました。
高齢化が進み、アルツハイマーに苦しむ方は多いので、
この事実が本当だったら、とても嬉しいですね。
しかし、実はこの説を唱えていた団体があったのですが、
なんと、たばこ産業から資金提供を受けていた事実が発覚してしまいました。
一気に信ぴょう性が無くなりますね・・。
喫煙のアルツハイマー減少説については、
複数の大規模なコホート研究・症例対照研究などによって
現在は否定されています。
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喫煙が乳がんの発生を抑えるという話も聞いたことがある人も多いと思います。
これは実は、ブラックジャックという本の中で書かれていて、
それを見たことがある人も多いかと思います。
しかし、これについても、国立がん研究センターのホームページでは、
逆に喫煙が乳がんの発生リスクを高める可能性があるという事が書かれています。
やはり身体にとっては悪害何ですね・・・。
食欲が抑えられることについては、
タバコを吸った事のある方なら経験があると思います。
なので、過食症の人がタバコを吸って症状が落ち着いたり、
肌荒れがヒドい人がタバコを吸う事で夜中のお菓子を抑えられ、
ニキビがマシになったとの話もあります。
確かにダイエット的にはいいかもしれませんが、
吸ったら食欲が無くなるって普通に身体にとって良くないですよね・・。
なかなかメリットが見つかりませんね。
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タバコに含まれる成分といえばニコチンですね。
悪者にばかりされがちですが、実はニコチンにはストレスをやわらげたり、
やる気を起こさせたりする効果があります。
ニコチンには脳の「側坐核(そくざかく)」という部分を
活性化させる性質があり、
この側坐核は「脳の意欲」をつかさどる重要な部分になります。
つまりニコチンを摂取すれば気分が元気になって、
面倒なこともやる気が起こる、というわけです。
やっとメリットっぽいものが出てきましたね!!
またタバコにはネガティブな気分を正常に整えたり、
逆に高ぶりすぎた神経を落ち着かせたりする効果もあるといわれています。
「精神的な疾患を抱える患者さんは、精神状態が悪くなるとタバコの本数が増える」
という医師の分析によるものです。
大きな病気などの原因の1つとされている活性酸素というものがあります。
この活性酸素はタバコを吸う事によっても出るのですが、
最も活性酸素が出る瞬間はストレスでイライラしている時であるとの説もあります。
そのストレスをタバコで軽減できるのなら、出る活性酸素の量も減りますが…
メリットと言うには少々厳しい気がしますね。
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タバコを吸う人同士だと、初対面でもコミュニケーションが取りやすいと
いう意見もあります。
確かに先輩や上司など目上の人なんかとも、タバコを吸うという
共通点があると話しやすい気がしますね。
ただ、最近は喫煙できる場所もごく限られていますし、
つき合う相手を喫煙者に限定できるわけでもありません。
「タバコはコミュニケーションの手助けになる」と言い切るのは、
ちょっと苦しいかもしれませんね。
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