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魔女の宅急便で、おばあちゃんから孫へ届け物を渡すシーンに隠されたメッセージとは??

2018/01/11 UPDATE
 
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少女の成長物語

ジブリ映画の中でも人気映画で言わずと知れた名作「魔女の宅急便」。

海外でも人気で皆さん一度はご覧になったことがあるのでは?

そしてキキのように魔法のほうきで空を飛びたい、猫と会話したいと憧れを抱いた方も多いのではないでしょうか。

物語はキキと言う13歳の少女が主人公。

立派な魔女になるために知らない街で1人で生活をしていきます。

そんな「魔女の宅急便」のあるシーンが話題に!

心に残るシーン

キキは宅急便の仕事を始め様々な出会いと別れを経験していきます。

そんななか、あるおばあさんから、孫の元へ一つのパイを届ける様に依頼されたキキ。

孫が美味しいと言ってくれた料理を、おばあさんはかわいい孫の為に作ってあげたいと思ったのでしょう。

キキも、おばあさんの孫を思うやさしさに心打たれて、薪のオーブンを使い必死に手伝います。

そして大雨で悪天候の中、パイを濡らさないようにと一生懸命孫の元へ届けるのです。

きっと受け取った子はとても喜んでくれると思っていたキキ。

しかしパイを渡した女の子の口から出た言葉は・・・

(ここで改ページします)

『「私、このパイ嫌いなのよね』

この演出について少しひどいと思った方もいらっしゃると思います。

でも宮崎駿監督はある思いがあってこのシーンを描いたそうです。

世間知らずのキキ

キキは当然のように笑顔で『ありがとう』と言ってもらえると期待していたでしょう。

しかし働くと言う事は良いことばかりではなく時に辛いことを経験するのも仕事なのです。

むしろキキはこのシーンで自分の甘さを思い知らされたでしょう。

これから一人前に成長していくキキにとって必要な一言だったんですね。

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