出典: tblg.k-img.com
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日本人なら誰もが一度は利用したことがある牛丼チェーン「松屋」。
店内で食べると必ず味噌汁がついてくることでも有名だ。
そんな松屋に"カスタマイズ食"を楽しむことができることをご存知だろうか。
松屋のテーブルには、醤油、紅生姜、七味唐辛子、サラダ用のフレンチドレッシング、ごまドレッシング、定食用のポン酢だれ、バーベキューだれ、焼肉のタレ甘口(カルビソース)が設置されている。
これらを自由に組み合わせることで、自分だけの味を楽しむこともできるのだ。
今回は外食チェーンに詳しいに小浦大生氏が解説する。
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「以前から、松屋でのカスタマイズはネットでも話題となっていました。
特にネット上で広く知られているのが『岩倉スペシャル』というカスタムです。
これはライターの岩倉隆史さんが考案した『牛めし』のアレンジメニューで、生卵に七味とカルビソースをたっぷり入れて混ぜたものを、牛めしにぶっかけて食べるというものです。
一部では何年も前から定番となっています」
週3回以上は松屋に行くという、30代の男性会社員Tさんも、テーブルセットを使って様々なカスタマイズを楽しんでいるという。
「牛めしに紅生姜をたっぷり乗せて、七味唐辛子と少々のフレンチドレッシングとポン酢だれかけて食べるのが最近のお気に入りです。
酸味がきいておいしいんですよ。
そして、半分くらい食べたところでカルビソースをかけると、甘めに味が変わってこれまたおいしい。
結果的にタレをたくさんかけるので、あらかじめ『つゆ抜き』でオーダーしておくのがおいしく食べるコツです」
20代の男性会社員Sさんは、カレーを大胆にアレンジする。
「『オリジナルカレー』と『ポテトサラダ』を注文します。
そしてポテトサラダをカレールーに乗せて、さらにごまドレッシングをたっぷりかける。
そして、カレールーとポテトサラダとごはんをちょっとずつ混ぜながら食べるんです。
すごくクリーミーな味になって最高です」
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松屋の定食メニュー『ブラウンソースハンバーグ定食』(590円)もまた、カスタマイズのしがいがあるという。
2日に1回は松屋に行くという40代の男性会社員Hさんはこう話す。
「『ブラウンソースハンバーグ定食』はそのまま食べても十分においしいのですが、個人的にはバーベキューだれをかけると、さらにおいしくなります。
バーベキューだれのにんにくの風味が食欲をそそるとともに、ブラウンソースの奥深さを引き出してくれるという感覚です。
そして、ごまドレッシングを適量かけるとコクが増してさらにおいしい。
この組み合わせは松屋のカスタマイズのなかでも個人的には最強だと思います」
Hさんは、カスタムブラウンソースをもっと堪能するために『牛焼肉』単品(390円)を追加することもあるというのだ。
「『ブラウンソースハンバーグ定食』の“ブラウンソース”はそれだけを食べてもおいしいのですが、やはりお肉につけて食べるとさらにおいしい。
ハンバーグだけではブラウンソースを使い切らないこともあるので、牛焼肉を追加してブラウンソースで食べるんです。
このとき、バーベキューだれを多めにかけるのがオススメです」(Hさん)
ブラウンソースのポテンシャルを最大限に引き出すことができるというカスタマイズ。試してみてる価値はあるのではないか。
松屋といえばリーズナブルな価格なのが魅力的。
しかし、自己流にカスタマイズすることで新たなグルメを見つけるのも良いかもしれない。
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