のどが渇いた時、コンビニや自動販売機で買って、手軽に飲める飲料水。
そしてジュースやコーヒーと並んで、必ずといっていいほど置いてあるのが「水」です。
こんな風に気軽に水を買って飲むようになったのは、まだまだ最近の事ですね。
またこれらのペットボトル容器は、瓶や缶に比べて軽く、持ち運びも手軽で便利です。
しかし、このペットボトルとその「水」に対しての啓発ビデオが話題となっています。
この映像を公開したのはStoryofstuffという団体。
どのような内容なのでしょうか。
ペットボトルは手軽で便利ですが、そのゴミの廃棄には多くの問題を抱えています。
リサイクルマークが付いているにも関わらず、その多くは再生されず、ゴミとなって外国で捨てられたり、燃やされて有害物質を生み出します。
また、不法に投棄されたこれらのゴミを呑み込んだ動物たちにも、悪影響を与えていることは、時々テレビなどでも目にしますね。
またこのペットボトルを作るためには、多くの石油を利用します。
車を製造するのと変わらないほど、大量の石油が使われていると言います。
エネルギー問題にも大きく関わっているのです。
私たちには、水道の水よりペットボトルの水の方が体にいいというイメージが、知らず知らずのうちに植え付けられています。
ところが、アメリカで行われたある調査では、ペットボトルの水より、水道水の方が美味しかったという報告もあります。
ジュースなどのソフトドリンクが体に悪いと言われるようになり、その売り上げが落ちていくと、飲料メーカー側は、水道水は危険だというイメージを打ち出し、ペットボトルの水を売るようになったのです。
ところが実際には、ペットボトルの水は、水道水をろ過して販売しているメーカーも多いそうなのです。
こういった問題を提起しているStoryofstuffの映像をご覧ください。
手軽で便利なペットボトル。
しかしこのペットボトルがどれだけ大量に消費され、廃棄されているのでしょう。
ジュースよりも体にいいと思っていた「水」も、買う必要があるのか…
手に取る前に少し考えてみたいものですね。
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