出典: www.pdr.co.jp
出典: www.pdr.co.jp
「BABY IN CAR」のステッカーを貼った車よく見かけますよね。
小さいお子さんがいる人は、貼っている人も多いのではないでしょうか。
「赤ちゃんが乗ってるから、無理に近付いたりして事故を起こさせないでね。」
「赤ちゃんが乗っているから最善の注意をお願いします」などと、
初心者マークとほぼ同等な意味で捉えている人も多いのではないでしょうか。
中にはファッション感覚でこのマークを貼っている人もいるでしょう。
しかしこのステッカーが発行されたのには、もっと深く切ない秘話が存在したのです。
それに込められた”本当の意味”を知れば、
あなたはこのマークへのイメージや考え方が変わるのかもしれません。
このステッカーが発行されるきっかけとなったのは、
80年代のアメリカで高速道路を運転している女性がおこしてしまった交通事故。
女性は重体となり3日ほど意識が戻りませんでした。
そしてなんとか意識を取り戻して最初に発した言葉は
「私の赤ちゃんはどこ?」
でした。
しかし医者は女性に子供がいたとは認識しておらず、
すぐさま警察に確認の電話をました。
警察もその存在を確認しておらず、あわてて事故車両の中を探すと
後部座席の下ですでに冷たくなってしまった赤ちゃんを発見。
赤ちゃんには目立った外傷もなく、
母親と同時に発見されていれば助かったであろう命だったそうです。
この教訓を踏まえて、あのステッカーは開発されました。
そう、あのステッカーの本当の意味は
という意味だったのです。
世の中には注意喚起や助け合いの為に様々なマークが作られていますが、
多くの人にその意味を知ってもらわなければそのマークの意味を汲み取られることはなく、
その効果が発揮されることはありません。
過去の悲しい出来事を教訓に、二度と同じ過ちを繰り返さないように…
という願いからこのステッカーは作られていたのですね。
大切な命を救う為にこのマークの意味を、是非あなたの周りの人にも教えてあげてください。
一番大事なのはドライバーの思いやりの心です。
チャイルドシートやシートベルトをするのがめんどくさい。そう思う人も多くいるでしょう。
しかし、すべて自分や自分の親しい人を守るための大事な事です。
もしそれで悲しい目にあってしまったら、きっと後悔してもしきれないでしょう。
いくら自分に運転の自信があっても、もらい事故も十分考えられます。
もらい事故ばかりは自分では防ぎようがありません。
その時の為にも、チャイルドシートやシートベルトは必ず着用するようにしましょう。
コメント